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「親離れできない人なんだ…」末っ子長男の夫と結婚。夫と義実家の付き合い方にモヤッとして

  • 2024.9.21

甘えじょうずな末っ子長男の夫は結婚しても親兄弟を頼るのが当たり前でした。一方私は3姉妹の長女で、何でも自分でできることは自分でするようにと親に教えられたため、あまり人に頼れない性格。相反する私たち夫婦の間には、互いの親兄弟への頼り方や態度に大きな違いがありました。

まずはとことん親兄弟に頼る夫

夫の家族はとても仲良し。ご両親と、歳の離れたお姉さん2人の5人家族で、夫も合わせたきょうだい3人はそれぞれ実家の近くに住んでいます。事あるごとに連絡を取り合って毎日顔を合わせる仲。互いに困ったことがあれば協力しあって生活しています。

そんな家族の中で夫は末っ子。お姉さんたちとは年齢が離れていることから、幼いころからかわいがられ、何でも与えられて助けられて育ったとか。その影響か、何でも自分でやってみる前に、親や姉、親族まで、頼れる限り頼る性格なのです。

夫がそんな性格なので、義両親も立派な大人である夫を手取り足取りサポートして、夫婦間のことや子どものことも良かれと思って口を挟んできます。産後の仕事復帰、マイホームの話、新居の家具家電……ありとあらゆることに口を挟んできました。

自分のことは自分で、と教えられた私

一方、私は「自分のことは自分でする」と教わってきました。家族仲は夫一家に負けず劣らず仲は良いものの、みんなそろって自分のことは極力自分でするタイプ。どうしても協力が欲しいときだけ家族を頼り、良い意味で家族からの協力をあてにしません。

さらには、母親も父親もそれぞれの実家と家族仲が悪くはないのですが、あまり頼りにする様子を見ずに育ちました。その影響か、私の中では「結婚したら別の家庭になる」という認識が無意識のうちにありました。

親きょうだいを頼ることは悪いことではなかった

このように異なる環境で育ったためか、夫が親族を頼る様子を見ていると、私は「いい大人なのに、いつまで親兄弟を頼るんだろう」「いつまで経っても親離れできない人だ」とマイナスに捉えてばかりでした。

夫が親きょうだいを頼る様子に嫌気がさしていた私ですが、数年も一緒にいると次第に慣れていきました。それどころか、夫のことを見よう見まねで、自分も離れて暮らす親きょうだいに甘えたり相談したり、頼みごとをすることが積極的にできるようになったのです。

頼まれた親きょうだいも喜んで引き受けてくれ、また逆に私も頼ってもらえるようになり、結婚してから頼り、支えあうことが増え、家族の絆が深まったようにさえ感じています。

夫が親兄弟を頼る様から、結婚して別の家庭を築いても家族として支えあうことは素晴らしいことだと学ぶことができました。離れて暮らし、会う機会が減ったからこそお互い頼り、支えあって家族の絆を深めていきたいと思っています。

著者:まさの/女性・主婦
イラスト:おんたま

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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