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100切りに絶対に必要な技術!バンスを使ったアプローチをマスターしよう

  • 2024.9.21

グリーンから出てしまった場合、焦りやプレッシャーから勢いをつけたり、なんとかグリーンに戻したりしようとするゴルファーは多くいます。

今回は、安岡幸紀プロによる「バンスの感覚」をレッスン!

バンスを使えればザックリが激減する

100切りに絶対に必要な技術!バンスを使ったアプローチをマスターしよう
ヘッドの入れ方よりも“ソール(バンス)の使い方”が大事になります!

90 台を出すためには、グリーンまわりから大きなミスなく確実にグリーンに乗せられるアプローチを身につけたい。そのためにはウエッジのお助け機能である「バンス」を使う感覚を知ることが大事です。

その第一歩として、インパクト時にウエッジのソールのどこが地面に当たるかのイメージを膨らませてください。ザックリする人はソールの前方、リーディングエッジ側が接地しているケースが非常に多いので、もっと後方、ソールの真ん中が地面に当たるイメージをもつと、多少ダフっても刺さらずに滑ってくれます。

この感覚がわかると大きなミスは激減しますよ。

どこが地面に当たるかをイメージしよう!

〇:基本は真ん中!ココを接地させて打つ!

100切りに絶対に必要な技術!バンスを使ったアプローチをマスターしよう
シャフトが垂直な状態で、いちばん出っぱる部分を使いたい

バンス=ソール中央の出っぱった部分から接地できれば、多少手前から入っても刺さらずにソールが滑る。ザックリなどの大きなミスにならない!

100切りに絶対に必要な技術!バンスを使ったアプローチをマスターしよう
この状態でインパクトしたい!

×:刃から入ると地面に刺さる

100切りに絶対に必要な技術!バンスを使ったアプローチをマスターしよう
バンスの「面」が使えず「点」の接地になり、ソールが滑らず刺さりやすくなる

ロフトが立った状態でリーディングエッジから接地すると、ウエッジの刃の部分が地面に刺さる。わずかなダフリでも突っかかって、大きなミスになってしまう

×:ヒールが当たるとかぶって刺さる

ソールのヒール側から接地すると、そこを支点にフェースが返りやすくなるためロフトが立って刃が刺さる。左方向やザックリのミスが出てしまう

×:トゥが当たると開いて跳ねる

ソールのトゥ側が最初に接地してしまうとフェースが開く方向に跳ねる。右方向へのミスや、ひどいダフリ・トップなどが出てしまう

いかがでしたか? ぜひ、安岡プロのレッスンを参考にして、バンスの感覚を掴んでください!

レッスン=安岡幸紀
●やすおか・ゆきのり/1988年生まれ、高知県出身。高校卒業後、指導者の道を選びティーチングプロA級資格を取得。本誌連載企画「限界突破メソッド」でも体やクラブの使い方をレッスン中。

構成=鈴木康介
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC

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