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「ウソでしょ!?」目まぐるしい日々に脳も活動限界…自分の行動が怖すぎる<頑張り過ぎない介護>

  • 2024.9.21

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。「手術をしないのなら、おしりのお世話(飛び出た腸を戻すケア)はしない」とまる子さんが宣言すると、家から出て義姉に面倒を見てもらうから大丈夫だと言った義母。しかし、義姉に確認するとそんな認識はなく、まる子さんは一体どうするのか夫に義母と早く話し合ってほしいと言いますが、忙しいのを理由に先延ばしにされ続けています。義母は「最後の頼みごとがある」など、家を出ることをにおわせる発言をしてくるものの、どこまで信用していいのかわかりません。結局、何も変わらない……まる子さんは、密かにそう思っていました。

ここ最近は、正直動くのもつらいくらい体調不良が続いているまる子さんですが、毎日同じ時間に義母の部屋に行くことは変わりません。しかし、部屋に行くたびに義母のネチネチ攻撃に遭い、我慢も限界に近づいています。義母はネチネチ攻撃をしてきたかと思えば、弱々しい発言で同情を誘う作戦に出るなど、いろいろなアプローチをしてきますが、どれもまる子さんの心に響くことはなく、淡々とやるべきことをこなすだけの生活を送っています。

脳が休みたいだけ……?

最近、自分でも怖いと思うような行動が続いています。ハンバーグのタネに卵を入れようとしていたはずが、なぜか卵の殻をIN。

どうやらボディソープで髪を洗っていたようで……。

ドライヤーをかけて、ギシギシになった髪を触ってそのことに気づきます。

さらに、いつも買い物前にスマホに保存しているはずの買い物リストを、なぜか消していて……。

一番困るのが、薬の服用です。

薬を服用したはずなのに、症状が軽減されない……。それって……!?

そもそも、薬は服用しているのか……? 記憶が曖昧です。

夫にこの話をしたところ、疲れが原因だろうと言われました。

とりあえず夫には、気になることがあれば病院に連れていってほしいと伝えましたが、そんな日が来ないことを願います。

ここ最近の不眠が影響しているのか、おかしな行動を取ることが増えていて、自分で自分が怖いと感じることがあります。料理にごみを投入したり、ボディソープで髪を洗ったり、スマホの買い物リストを気づぬうちに消去していたり……。忙しさでキャパオーバーしていたとはいえ、さすがにここまでくると日常生活にも支障が出始めます。

特に困ってしまうのは、薬の服用。生理痛やら頭痛やらがひどいときには鎮痛剤に頼ることが多いのですが、症状が軽くならないと、薬が効いていないのかそもそも薬を服用していないのかがわからなくなります。一度服用したら、6時間の間隔を空けないと次が服用できないため、記憶が曖昧なときは本当に困ってしまうのです……。

夫にこの状況を話したところ「これまで頭を使い過ぎて、疲れて回らなくなっているのでは」と言われたので、もし自分が家事を忘れて平気な顔をしていたら、迷わず病院に連れていってほしいと伝えておきました。私の脳みそ、早く復活して……!

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ボディソープで頭を洗ってしまうくらいなら笑い話で済みますが、薬の服用は体調に影響するのでなかなか深刻です。まる子さんの場合、いろいろなことが一気に押し寄せてきて、心身に相当なストレスがかかっていそうなので、一時的なものであってほしいところですが……。介護はいつまで続くかわからないからこそ、無理にでも休む時間は必要ですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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