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マイケル・キートン、実写映画『ダンボ』での演技を後悔

  • 2024.9.20
DUMBO - Michael Keaton, Eva Green, 2019.

マイケル・キートンは、ティム・バートン監督の実写映画『ダンボ』(2019)で見せた演技を後悔しているという。バートン監督とは長年の友人で、『ビートルジュース』(1988)や『バットマン』(1989)、『バットマン リターンズ』(1992)、そして日本公開を控える最新作『ビートルジュース ビートルジュース』でタッグを組んできたマイケルだが、「ニューヨーク・タイムズ」紙のインタビューで胸の内をこう明かした。

「ティムと働くのは大好きだけど、成功例について2人できちんと分析したことはないと思う。これは僕が考えているだけだけど、ある一つの作品で彼を失望させたと思う。今も心につっかえている。『ダンボ』では役どころを掴めていなかった。ダメだった」

一緒にインタビューを受けたバートン監督は、マイケルの告白に「何を言っているのかわからないけど、まあ良い」と応じながらも、『ダンボ』の失敗で迷いが生まれたと話す。「正直なところ、『ダンボ』の後は悩んだ。引退も考えたし、アニメーターに戻ろうかとも思った……もう過去のことだけど」。そしてこの経験が、『ビートルジュース ビートルジュース』に繋がったそうだ。「ハリウッドにいると、予算やほかのこと全部に責任を持とうと意識しすぎて、自分を見失うことがある。このことで、自分のしたい事をすることの重要性を改めて感じた。ひいてはそれが、皆の利益につながるから」と明かしている。

2019年に公開された『ダンボ』には、コリン・ファレルやダニー・デヴィート、エヴァ・グリーン、ニコ・パーカー、フィンリー・ホビンス、アラン・アーキンらが出演。批評家からの評価が分かれたうえ、世界興行収入が3億5000万ドルとディズニーの大作映画としては不本意な結果となった。

Text: Tae Terai

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