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フローレンス・ピュー、俳優になって初めて夏休みを取った理由

  • 2024.9.20
Florence Pugh at A24's "We Live in Time" New York Special Screening held at the Crosby Street Hotel on September 9, 2024 in New York, New York.

『ミッドサマー』(2019)でブレイクを果たし、話題作に次々と出演してきたフローレンス・ピュー。この夏、彼女は俳優になってから初めてまとまった休暇を取ったそうだ。UK版『VOGUE』のカバーインタビューで、「実は、夏休みを願い出たのは、キャリアをスタートさせてから初めてです」と明かした。

フローレンスは休みを取ったことについて、こう話す。「私は完全なる仕事中毒ですが、自分でも疲れ果てているのがわかります。昨年、目が覚めたときに突然、『人生で見逃していること、やり残していることが多すぎる』と嫌気がさしました。ずっと仕事を続けたいのは確かです。でも、ヘトヘトになるまで働いていたら、それは叶いません」

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた彼女は、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』(2023)、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『デューン 砂の惑星 PART2』(2023)、アンドリュー・ガーフィールドと共演する最新作『We Live in Time(原題)』、2025年公開予定のマーベル映画『サンダーボルツ(原題)』と撮影が続いている。

また、今年10月に全米公開されるジョン・クローリー監督の新作『We Live in Time(原題)』では、がんを患うシェフを演じ、髪の毛を剃り上げるシーンを演じた。お披露目となったトロント国際映画祭で、彼女は撮影を振り返り、「多くの宗教では、髪は身体の中でも最も大切なものだと考えられています。記憶や夢、歴史を保存する場所だからです。剃髪は特異な経験でした」「私の身体には少しトラウマが残っています」と語っている。

Text: Tae Terai

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