1. トップ
  2. ファッション
  3. 【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 ~2021夏:ヨーロッパへ移籍した9名

【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 ~2021夏:ヨーロッパへ移籍した9名

  • 2024.9.20
【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 ~2021夏:ヨーロッパへ移籍した9名
【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 ~2021夏:ヨーロッパへ移籍した9名

Text by アンバサダー

Qolyアンバサダーのコラムニスト、中坊によるレポートをお届けします。

毎年、大量に起きるヨーロッパへの海外移籍。

あまりに多くて把握しきれない人が大半であることから、3年前の2021年夏時点から当時の年齢・移籍金も含めて海外移籍を改めてまとめてお伝えする。なお、移籍金については当時のレートで記載している(金額はすべて推定)。

また、同時にヨーロッパからJリーグに移籍する“逆輸入”も多くあるため、そちらも別記事「【完全版】日本人選手「海外組」の変遷 ~2021夏:ヨーロッパからJリーグへの逆輸入移籍9名」にてまとめていく。

2021夏(6月~8月)ヨーロッパ海外移籍9名

伊藤洋輝(22歳)

2021夏:海外移籍1人目

ジュビロ磐田(J2)→シュトゥットガルト(ドイツ)

レンタル移籍金1,300万円(※完全移籍時6,600万円)

移籍発表:2021年6月23日(※2024年追記:2024年夏、バイエルンへ40億円で移籍)

田中碧(22歳)

2021夏:海外移籍2人目

川崎フロンターレ(J1)→フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)

レンタル移籍(※2024年追記:2022年4月、完全移籍移行:移籍金1億4,000万円)

移籍発表:2021年6月28日

川辺駿(25歳)

2021夏:海外移籍3人目

サンフレッチェ広島(J1)→グラスホッパー(スイス)

移籍金:1億6500万円

移籍発表:2021年7月1日(※2024年追記:2024年夏、スタンダール・リエージュから広島へ復帰)

古橋亨梧(26歳)

2021夏:海外移籍4人目

ヴィッセル神戸(J1)→セルティック󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴(スコットランド)

移籍金:5億〜7億6000万円

移籍発表:2021年7月16日

オナイウ阿道(25歳)

2021夏:海外移籍5人目

横浜F・マリノス(J1)→トゥールーズ(フランス)

移籍金:9,100万円

移籍発表:2021年7月20日

林大地(24歳)

2021夏:海外移籍6人目

サガン鳥栖(J1)→シント=トロイデン(ベルギー)

移籍金:8,400万円

移籍発表:2021年8月8日(※2024年追記:2024年夏、シント=トロイデンからガンバ大阪へ移籍)

三笘薫(24歳)

2021夏:海外移籍7人目

川崎フロンターレ→ブライトン󠁧(イングランド)
※ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)へ即レンタル移籍

移籍金:3.9億円

移籍発表:2021年8月10日

川﨑修平(20歳)

2021夏:海外移籍8人目

ガンバ大阪(J1)→ポルティモネンセ(ポルトガル)

移籍金:不明

移籍発表:2021年8月26日(※2024年追記:2023年冬、ヴィッセル神戸へレンタル移籍し、現在はラトビアのヴァルミエラにレンタル移籍)

鈴木輪太朗イブラヒーム(18歳)

2021夏:海外移籍9人目

徳島ヴォルティス(J2)→バレンシア(スペイン)へレンタル移籍※フベニールA加入

買取オプション:6,500万円

移籍発表:2021年8月31日(※2024年追記:2024年夏、徳島へ復帰)

【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 ~2021夏:ヨーロッパへ移籍した9名
【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 ~2021夏:ヨーロッパへ移籍した9名

2021夏の海外移籍一覧(9人)

伊藤洋輝(22) 磐田→シュトゥットガルト
田中碧(22) 川崎→デュッセルドルフ
川辺駿(25) 広島→グラスホッパー
古橋亨梧(26) 神戸→セルティック
オナイウ阿道(25) 横浜FM→トゥールーズ
林大地(24) 鳥栖→シントトロイデン
三笘薫(24) 川崎→ブライトン
川﨑修平(20) G大阪→ポルティモネンセ
鈴木輪太朗イブラヒーム(18) 徳島→バレンシア

この2021年夏の移籍では、伊藤が当時J2の磐田からシュトゥットガルトへ移籍。J1でのプレー経験がほとんどなく、J2でのプレーが主だった彼がブンデスリーガに挑戦し実績を残し、その後バイエルン・ミュンヘンにまでステップアップしたのが大きなポイントである。

伊藤以降もJ2またはJ3からのヨーロッパ移籍は増大しており、J2からでも十分にヨーロッパで通用するとしてスカウトの目がいくようになった転換期とも言える。

移籍金額で言うと、古橋・三笘のイギリス(イングランド・スコットランド)組は高い移籍金をJクラブに支払っている。他のヨーロッパ移籍と比べ、金額が一段階高くなっており、資金力ではヨーロッパNo.1と言えるだろう。

ライター名:中坊

紹介文:1993年からサッカーのスタジアム観戦を積み重ね、2023年終了時点で962試合観戦。特定のクラブのサポーターではなく、関東圏内中心でのべつまくなしに見たい試合へ足を運んで観戦するスタイル。日本国外の南米·ヨーロッパ·アジアへの現地観戦も行っている(本記事は一週間後、中坊コラムに転載します)。

元記事で読む
の記事をもっとみる