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【推し活グッズのおすすめ】推しのライブに「手ぶれ補正双眼鏡」はぶっちゃけ価値アリ!?推し歴20年のオトナ女子が辛口批評

  • 2024.9.20

推し活に価値あり?「防振双眼鏡」の実力を辛口チェック

推しの表情を見逃さないためのアイテム「双眼鏡」
推しの表情を見逃さないためのアイテム「双眼鏡」

推し活3種の神器は「ペンライト」「手作りうちわ」「双眼鏡」です。そして、最近推し活勢のなかでも話題なのがちょっと高価な「防振双眼鏡」。ちょうど推し活歴20年オーバーの知人がライブに行くというので、手ぶれ補正付き「防振双眼鏡」の実力を試してもらうため、実際に使ってみてもらいました。

「手ぶれ補正付き双眼鏡」ってなに?

ケンコー VCスマート14×30WP
ケンコー VCスマート14×30WP

デジタルスチルカメラやビデオカメラでは有名ですが、実は双眼鏡でも観察時の手ぶれを補正する機構を搭載した手ぶれ補正機構付きや防振と呼ばれるモデルがあります。筆者は野生動物の観察やバードウォッチングの際に使用するので、この防振双眼鏡のなかでも「ケンコー VCスマート14×30WP」(以下「VCスマート14×30WP」)を愛用しています。

実際にアウトドアで使用すると、いままで手ぶれでちょっとぼやけて見えていたものが、恐ろしく見やすくなるので、野鳥やリスの表情までを落ちついて観賞できます。しかし、現状日本で手に入る双眼鏡のなかでもハイエンドクラスの高級モデルにのみ搭載されているので、普及率はさほど高くないのが現状です。

それでもアウトドア界隈では、日の出や夕暮れの動物観察、森や林の中でのバードウォッチングといった明るさの足りないシーンで圧倒的な力を発揮するため、憧れの双眼鏡といったポジショニングで認知度は高いのです。しかし、推し活歴が20年を超えるような知人のお姉さんたちに聞いたところ「双眼鏡にも手ぶれ補正付きがあるんだ。知らなかった!」というレベルの認知度のようなので、推し活のハイライトであるライブ(現場)でどのくらいの力を発揮するのか、オトナ女子でも楽に扱えるのか、実際に「VCスマート14×30WP」を使ってみてもらいました。

手ぶれしないと、びっくりするくらい表情まで鮮明に見えるのね!

推し活歴20年を超えるオトナ女子2人は、札幌にある真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(収容人数1万1524人)で行われるライブに参加するというので「VCスマート14×30WP」のほかに手ぶれ補正なしの中級クラスの双眼鏡も貸しておきました。手ぶれ補正ありとなしの双眼鏡の違いが明確になるように……。

さっそく、ライブから戻ってきたオトナ女子たちに「VCスマート14×30WP」の感想を聞いてみました!

オトナ女子A「手ぶれしないと、びっくりするくらい表情まで鮮明に見えるのね!」

――どういった場面で双眼鏡を使用しましたか?

オトナ女子B「真駒内セキスイハイムアイスアリーナクラスの会場だと、席にもよりますが推しが近くにいるときは、肉眼で少しでも、その姿を焼き付けておきたいって思うんです。でも、席が中央じゃなくて、左右どちらかだと、推しが逆サイドにいったときは、表情なんかはまったく見えなくなります。推しが遠くに行ったときに双眼鏡を使いますね」

オトナ女子B「でも、いままでの双眼鏡だと、いま間違いなくいい顔しているとか、絶対可愛い表情をしていると思って双眼鏡を使っても、手ぶれを起こしていたのか、表情まではよく見えないことが多かった。でも手ぶれ補正付きの「VCスマート14×30WP」を使うとびっくりするくらい表情まで鮮明に見えるので、ちょっと感動しました」

オトナ女子たちによると、ステージの上で左右などに大きく動く推しを双眼鏡で追う際も双眼鏡内の画像が安定しているように感じ、とてもラクだったそうです。

単3形電池が使えるのは便利、重量は女子にはちょっと重いかも

電池切れなどを起こすと、手ぶれ補正機構搭載の双眼鏡も普通の双眼鏡になってしまいます。電源の確保はかなり重要な問題です。
電池切れなどを起こすと、手ぶれ補正機構搭載の双眼鏡も普通の双眼鏡になってしまいます。電源の確保はかなり重要な問題です。

手ぶれ補正付きの双眼鏡は手ぶれ補正機構を動作させるために電源が必要になります。「VCスマート14×30WP」の場合は単3形アルカリ乾電池1本で約10時間駆動します。この電池については、こんな感想をもらいました。

オトナ女子「単3形電池だと、切れてしまったときの予備もライブ会場近くのコンビニなどで簡単に入手できるので、とても便利。特殊な電池や充電式だとライブ前にバタバタしていると、購入や充電を忘れることがあるので汎用性が高い単3電池は安心です」。

――「VCスマート14×30WP」は約535gあります。電池や手ぶれ補正機構があるためですが……。重くはありませんでしたか?

オトナ女子A「今回のライブの席では、推しが近くにいるときは肉眼で、移動して逆サイドなどの遠くに行ったときは双眼鏡だったので、さほど重さは気になりませんでした。手ぶれ補正の効果の高さには驚いたけど」

――14倍と比較的倍率の高い(より遠くのものが大きく見える)双眼鏡を使ってもらいましたが、倍率が高すぎるということはありませんでしたか?

オトナ女子A「推しが遠くに行った際に双眼鏡を使うので倍率が高すぎて困ることはありませんでした。より倍率が高いほど表情などがよく見えてうれしい。また、今回のように1万人クラスの会場よりも大きなドームクラスといった会場になると、今回と違って席によってはずっと双眼鏡を使うことになるので、このときは双眼鏡の重さがより気になるかもしれません」

さすがに10万円は手が出ない…?手軽にレンタルできるなら必須かも

今回は使い勝手を聞くのに筆者の「VCスマート14×30WP」をオトナ女子たちに貸し出しました。推し活に必要なアイテムだったか?リアルな感想を聞いてみました。

――だいたい手ぶれを補正機構のついた双眼鏡は実勢価格で6~10万円程度するのですが、購入したいと思いますか?

オトナ女子A「現在のライブへの参加頻度(年に数回)では双眼鏡に10万円はかなり厳しいと思います。昔みたいに、全国ツアーを追いかけてみたいな頻度なら買ってしまうと思うけど(笑)。逆にレンタルサービスみたいなものはないのですか?」

――実は「VCスマート14×30WP」などの防振双眼鏡のお試し(レンタル)サービスは、ケンコー・トキナーの公式サイトでもはじまっており、往復送料0円、手数料0円で7日間5500円、1カ月なら8800円。一般的なレンタルサービスでも3日で送料込み6000円前後で借りられるんですよ。ちなみにお試しサービスからの購入だと、レンタル料金分が割り引きされるサービスもあるそうです。

オトナ女子A「思ったよりも安いですね。レンタルなら全然ありだと思います。お試しサービスなら、そのまま購入もできるみたいですし、でも……」。

――でも、どうしましたか?

オトナ女子A「できることなら、ライブの関連グッズなどを期間限定で販売するポップアップストアサイトと連動してほしい。私たち、ライブのチケットに当選して、ポップアップストアサイトでグッズを購入しているとき、ちょっと変なテンションになっているので、ライブのときだけの双眼鏡レンタル5000円でもためらいなく購入してしまうと思うんですよ」

逆に、別のサイトなどでレンタルの手続きが必要になると、冷静さを取り戻して、ちょっと面倒になってしまうそうです。防振双眼鏡をポップアップストアサイトと連動して、会場貸出、会場返却にしてほしい理由は、これらの利便性だけではないそうです。

オトナ女子B「全国行脚だとLCCを多用するので、荷物の重さ制限が厳しいというのが理由の一つ。もう一つは、私のよく行く日本のアイドルグループのライブは、入場の際にQRコードが発行されるまで席の位置がわからないということ。席があまりよくなかったときの保険のために双眼鏡をレンタルする人も多いと思うので、企業さんもおいしいのではないでしょうか」

――かなり現実を見据えた意見ありがとうございます!

※ ※ ※

推し活歴20年を超えるオトナ女子たちも、その効果を認める手ぶれ補正機構付き双眼鏡。購入は利用頻度に合わせて、シビアに判断する必要はありそうですが、まずはお試しやレンタルで試してみる価値は十分にあるでしょう。次のライブで手ぶれ補正付き双眼鏡を実際に試してみてはどうでしょうか。

(千秋)

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