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尾形貴弘「おいしい大豆に!!サンキュー!!」 “39秒大豆皿移し対決”で思わぬ熱戦<パンサー尾形のどんぶり旅>

  • 2024.9.20
尾形貴弘、“39秒大豆皿移し対決”で思わぬ熱戦 ※提供画像
尾形貴弘、“39秒大豆皿移し対決”で思わぬ熱戦 ※提供画像

【写真】パンサー尾形、危険な高圧電線へ触れそうになって怒られる

パンサー・尾形貴弘がニッポンの名物・どんぶりを紹介する番組「パンサー尾形のどんぶり旅~ニッポンのうまい!にサンキュー~」(毎週土曜朝10:30-11:00[BSJapanext<263ch>]、毎週土曜朝7:00-7:29[BSフジ])の第9回が、9月14日に放送された。パンサー・尾形貴弘が、ニッポンの名物どんぶりを求め、気の向くままに全国各地を巡る。今回は山梨県・身延町で大豆をめぐる熱戦を繰り広げ、「五重の塔」に苦しめられることに。

大自然の恵みを宿した特産大豆に驚く尾形

やってきたのは山梨県南巨摩郡身延町。日蓮宗総本山の身延山久遠寺、日本三大急流のひとつである富士川など、自然と伝統が息づく街となっている。また“身延どんぶり街道”というどんぶり旅にうってつけの場所もある町を、さまざまなミッションをこなしながらどんぶりを探していく。

ロケが始まると、まずはスタッフからどんぶりを差し出される尾形。どんぶりのふたを開けたところ、なかには「身延どんぶり街道」なるチラシが入っていた。付近で楽しめるどんぶり料理のお店を一覧で載せたチラシに、「いいですね、ピッタリ!この番組に」と喜ぶ尾形。しかしスタッフが「気になるものはありますか」と振ったところ、「特にないですね…」と小ボケをかますのだった。

道すがらに出会った農家の方に声をかけると、快く話を聞かせてくれることに。しかし尾形がそばにあった柵へ触れた途端、「あぁ触らないでくださいよ!!」と強めのお叱りが飛んでくる。態度の急変に戸惑う尾形だったが、看板を見ると柵は高電圧を流している電気柵。「先に言ってくださいよ!」と驚く尾形に、農家の方は付近にシカ、イノシシ、サルが多いことから被害防止用に厳重な措置を取っているという話をしてくれた。また電気を流しているのは柵をよじ登ってくるサル対策に上から4本だけで、先ほど尾形が触れた柵には電気が通っていないそうだ。

そんな「あけぼの農園」の浅野秀人さんに案内をされて畑を見せてもらうと、そこで育てられていたのは枝豆や大豆。昼夜の寒暖差が大きく、霧が多く発生する曙地区で栽培されている品種だという。一般的な国産大豆の倍ほども大きさがあり、2割ほど糖度が高い「あけぼの大豆」という特徴を持っているという。

特殊な製法で焼いた味付けをしていない「あけぼの大豆」をいただくと、味が濃いと大興奮の尾形。「せっかくだから」と試食のお礼に農作業のお手伝いを申し出るのだが、葉のうえで日向ぼっこをしていた蛙を発見して「視聴率上りそうじゃないですか、この感じ」と邪念が湧いてしまう一幕も。

さらにあけぼの農園の奥さんから「山に向かってやんなくていいんですか?」「見たいな!」と促され、「おいしい大豆に!!サンキュー!!」と期待に応えた尾形。奥さんが「嬉しい嬉しい!」と大喜びしてくれる姿を見て、尾形も「気持ちいいですね!」と満足そうな表情を浮かべる。

ひと仕事終えたあと「枝豆を使った加工品もあるので食べていただければ…」という申し出を受けて乗り気な尾形に、突然のミッションが。大豆を皿から皿に箸を使って移していくというルールの「39秒大豆皿移し対決に勝利せよ!」だ。対戦相手は先ほど喜んでくれた浅野さんの奥さん。

無言の超真剣勝負では尾形が箸で大豆を投げて隣の皿へ移そうとするなどギリギリな手も使ったが、結果は尾形16個、浅野さん17個で奥さんの勝利に終わった。「あけぼの大豆」の全力PRをしっかりこなしたあとは、枝豆をかき揚げのなかに入れたどんぶりがあるなどの情報をゲット。尾形は身延山久遠寺のお膝元、門内商店街へ向かう。

身延町の人気スポット、身延山久遠寺に向かう尾形

お土産屋さんはもちろん、仏具なども店頭に並んでいる商店街を歩いて回りつつ、まんじゅうなどの甘味、仏具のお店や身延山久遠寺へのお参りなど道中を楽しむ尾形。750年の歴史を紡いでいる身延山久遠寺を案内していただきながら、本堂がどこなのか聞くと非常に急こう配な階段には驚くばかりだ。

本堂への近道である「菩提梯(ぼだいてい)」は、1段が30cm以上の287段、高さ104mにもなる階段。“1段登るごとに悟りに近付ける”とも言われているのだが、今回は撮影時間の問題で車を使って本堂へ。五重塔や本堂へのお参りを済ませると、どんぶり探しへ移るのだった。

そばやうどんという看板のほか、どんぶりについても触れられているお店を見つけて入店する尾形。どんぶり旅の説明をしつつ、どんぶりがあるか伺うと「そば・うどん さくら」の店員・堀内幸江さんが「あります!」と元気に答えてくれる。

特産の枝豆をたっぷり使ったどんぶりが大人気ということで、出てきたのは「身延かき揚げタワー丼」。身延山久遠寺の五重塔をモチーフにした、かき揚げ5枚によるド迫力のタワーどんぶりだ。「それでは…いただきます!」と箸を動かそうとした尾形に、いつものアレが。

おなじみのミッション「39秒ノーカット食レポを成功させろ!」では、かき揚げを箸で支えながらつゆをかけて豪快に両手で食べ始める尾形。「なんとも縁起が良い感じがしますね!」となんとかコメントするものの、“タワー”のボリューム感はさすがのひと言でなかなかご飯にたどり着かない。

タイムアップで「うまくいかないよコレ…」「食べにくいんだもん」と愚痴をこぼしたのが原因かはわからないが、ミッションは「ブブー」と失敗に。「ですよね!」とあきらめを見せた尾形だったが、自家製のたれは「むちゃくちゃ美味い」と絶賛。お米までこだわっているかき揚げ丼を改めてゆっくりといただき、しっかり満足した顔でお店をあとにするのだった。

東京を離れ、一転して広がる大自然にご機嫌の尾形

今回の放送では、ノリのいい枝豆農家さんとの時間が印象的だった。最初の電気柵では驚かされたものの、尾形の「サンキュー」に興奮してくれたり、大豆の皿移しミッションでは無言の名勝負を見せる。

なかでもミッション中にちょっと卑怯な手を使った尾形に1粒差で勝利するという、完璧な試合運びを見せてくれた奥さんの功績は大きい。ギリギリな真似をして勝つよりは、潔く負けて輝くのが尾形だ。笑いとガチ感のバランスが取れた名勝負だった。

次回も山梨県身延町から行われる「パンサー尾形のどんぶり旅」は、BSJapanextでは9月21日(土)に、BSフジでは同日の土曜朝7時から放送されるほか、TVerにて見逃し配信がおこなわれている。

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