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【青髪のテツ】が語るキノコの掟!「舞茸の“お尻”は捨てるべからず!」おいしいヒケツはコントラストだって?

  • 2024.9.21

こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。やっと秋が近づいてきました♪おいしい野菜が勢ぞろいする季節ですが、とくに旨味の面で食卓をにぎわせてくれるのがきのこ。その中でも、人気の高い「舞茸」を紹介します。舞茸って、お尻を“石づき“だと思って切り落としている人がたくさんいる印象ですが、実はその必要はありません!舞茸を100%おいしく味わってもらうため、選び方や保存法などたっぷりご紹介しますね♪

秋の涼しさを感じる季節になってきましたね。
つまり、きのこがおいしい季節になったということです。

きのこの中でもとくに人気なのが「舞茸」。



「舞うほどおいしい」というのが名前の由来ですが、実際に風味や食感が優れていて、天ぷらや炒め物にすると絶品です。

そんな舞茸ですが、ちょっと気になることがあるんです…。
みなさん、舞茸を調理する際に「お尻」の部分を切り落として、捨ててしまっていませんか?



しいたけやえのきたけなどには、根元に食べられない「石づき」が付いているので、調理の際には切り落とす必要があります。
しかし、「舞茸」は、お尻の部分も食べられるんですよ!
なので、どこも捨てることなく、丸ごと召し上がってくださいね。

新鮮でおいしい舞茸「3つのポイント」

新鮮な舞茸の選び方を紹介します。 おいしい舞茸は、3つのポイントで見分けてください。

① 株が大きくて肉厚



まず、株の大きさとカサの厚さに着目してください。
舞茸は、大株でカサが肉厚なものが、食感や風味が良くおいしいとされています。

② カサの色が濃く、軸の色が白い



次に、カサと軸の色をチェックしましょう。カサの色が濃く、軸は白い方が新鮮です。
つまり、カサと軸の色のコントラストが強いほど、新鮮でおいしい可能性が高いですよ。

③ 乾いていて(水っぽくなくて)弾力がある



わたしが仕事で舞茸の鮮度チェックをする際、表面の乾き具合を確認します。
乾いていて弾力がある舞茸は、鮮度が良い状態です。
逆に、ハリツヤがなく水っぽくなっているものは、鮮度が落ちているので選ばないようにしましょう。

以上が、新鮮な舞茸を選ぶ際に注目したい点です。

スーパーで売られているきのこは、ほとんどが屋内の栽培施設で作られているので、同じメーカーの同じ規格の商品なら、品質はどれもほぼ同じです。
同規格の舞茸の場合、で紹介した株の大きさはだいたい同じなので、②③をしっかりチェックし、鮮度の良し悪しで選ぶと良いですよ。


舞茸の正しい冷蔵術とは

きのこを保存する場合、おすすめなのは「冷凍」ですが、生の食感をキープして味わいたいという方もいらっしゃると思います。
そんなときは、下記の冷蔵法で保存することをおすすめします。

1. キッチンペーパーで包む。



2. ジッパー付き保存袋に入れる。



3. 冷蔵庫の「冷蔵室」に入れる。



舞茸は、冷蔵保存する際は、野菜室ではなく「冷蔵室」に入れるのがベスト。
野菜室だと舞茸にとっては暑すぎるので、傷みが早くなるので注意してください!

以上、今回は「新鮮でおいしい舞茸の選び方」と「冷蔵保存術」を紹介しました。 これから迎える食欲の秋は、舞茸をはじめとするきのこをたくさん使って、旨味たっぷりの料理を楽しんでくださいね!

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