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「オリックスVS日本ハム」の試合を2日連続無料生中継 解説者・星野伸之氏からコメントも到着<ベースボールシアター>

  • 2024.9.20
「BS松竹東急ベースボールシアター」のオリックス・バファローズVS北海道日本ハムファイターズ戦で解説を務める星野伸之 ※提供画像
「BS松竹東急ベースボールシアター」のオリックス・バファローズVS北海道日本ハムファイターズ戦で解説を務める星野伸之 ※提供画像

【写真】激戦が予想されるオリックス・バファローズVS北海道日本ハムファイターズ

プロ野球2024シーズンが例年以上の盛り上がりを見せている。BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)では、9月21日(土)・22日(日)夜5時59分より「BS松竹東急ベースボールシアター」にて、オリックス・バファローズVS北海道日本ハムファイターズの試合を生中継でお届けする。そしてこのたび、解説者であるオリックスOBの星野伸之氏からインタビューコメントも到着。オリックスの注目選手やチームに必要なことなどを語ってもらった。

西川龍馬選手の活躍に期待が高まるオリックス・バファローズ

リーグ4連覇、そして日本一奪還を狙うシーズンとなったオリックス。昨シーズンで阪神タイガースとの“関西ダービー”でも話題になり、近年は優勝チームの常連になりつつある同チームだが、現在は5位(※9月17日時点)と低迷している状況だ。

投手陣に関しては、山本由伸選手や山崎福也選手の2枚看板が抜けるも、先発は宮城大弥選手が、リリーフ陣は阿部翔太選手・山崎颯一郎選手と安定した実力者を揃えており、期待したいところ。

一方の野手陣も、2022年に吉田正尚選手が退団したことで不安視されていたが、今季は広島東洋カープの西川龍馬選手が加入したことが大きい。西川選手は強豪・敦賀気比高校から2015年にドラフト5位でカープに入団後、1年目から1軍での出場機会を掴み、打率.299、64本塁打、341打点という成績を収める。実際に今シーズンの西川選手は打率.261とチーム2位につけている。ちなみに、チーム1位の打率は.279の森友哉選手、3位は打率.252の紅林弘太郎選手となっている。

投手、野手ともに安定感のある選手が在籍するオリックスが、現在2位(※9月17日時点)と好位置につける日本ハムとの対戦で巻き返しを狙う。

清宮選手復帰で勢いに乗る北海道日本ハムファイターズ

新庄剛志監督で3年目のシーズンを迎える日本ハムは、昨シーズンからチームに合流し、捕手としても活躍する郡司裕也選手に注目したい。7月に開催された「マイナビオールスターゲーム2024」にも初出場し、ますます注目を集めている。打率もチームトップで、今伸び盛りの注目株だ。また、昨年飛躍した万波中正選手も活躍を見せており、オリックスにとっても驚異的な存在になるだろう。

さらに、清宮幸太郎選手も打率3割超え(※9月17日時点)と好位置をキープ。そんな清宮選手は6月11日の中日ドラゴンズ戦で1軍に昇格し、「やってきたことをやればいいかな、という感じです」と意気込みを語っていた。ちなみに、8月11日に、清宮選手の本塁打で球団通算8,500本塁打を記録したことでも話題を呼んでおり、勢いに乗る選手の一人と言える。

9月21日(土)・22日(日)に激突する両チームだが、対戦成績は両者“勝率.500”と完全に拮抗した状態だ。順位は日本ハムが上位ではあるものの、オリックスも昨シーズン王者の貫禄を見せつけている。また、今回生中継をする試合はオリックスの本拠地である京セラドーム大阪で開催予定。ホームでの開催となるオリックスファンにとっては、ぜひとも勝ち星をあげてほしいところだろう。

星野伸之氏 コメント

――元オリックス出身でもある日本ハムの「山崎福也選手×伏見寅威選手」のバッテリーは、オリックス時代にも組んでおり現在もバッテリーを組んでいますが、2人の印象を踏まえて本戦の見どころを教えてください。

オリックスで優勝した経験を日ハムに浸透させて、チームを引っ張っている印象を受けますね。

――新庄監督政権になってから、今季の日本ハムは最高順位をキープしていますが、星野さんから見た今の日ハムの勢いはどう分析していますか?

2年間、選手を見極めて、適材適所で選手を使いながら補強もしっかりして、山崎福也選手、レイエス選手の活躍や、田宮選手、水谷選手など“若手の成長”もあり、現在では、やっと清宮選手を成長させて、8月からチームに勢いをつけていると思います。

――一方のオリックスで注目したい選手はいますか?

横山聖哉です。一軍を経験させて、来年が楽しみです!

――オリックスは3年連続の優勝から一転、今季は投打が噛み合わず、ケガ人も増え現在5位となっています。この苦境を脱するために、チームとして何が必要だと思いますか?

やはり怪我人を出さないことはポイントだと思います。打線が3連覇の頃と比べて粘りが足りないように思うので、そこを見直していくべきかもしれません。

――最後に、プロ野球ファンに向けてひと言お願いします。

今は150km投げるのが当たり前になってきて、それを打つ打者の技術も向上しています。勝ち負けで一喜一憂すると同時に、勝ち負け関係なく、個々の技術力も一緒に見てもらいながら野球観戦を楽しんでいただけると嬉しいです!

星野伸之氏 プロフィール

1983年、旭川工業高校からドラフト5位で阪急ブレーブス(現:オリックス・バファローズ)に入団。プロ2年目の1985年にプロ初勝利をおさめ、1987年にはリーグ1位の6完封を記録し11勝を挙げる活躍を見せる。以降1997年まで11年連続で2桁勝利を挙げ、1995年、1996年のリーグ制覇にエースとして大きく貢献。オールスターゲームにも7回出場している。

2000年にFA権を行使して阪神ターガースに移籍、2年連続で開幕投手を務めた。プロ野球選手としては、非常に細身な体型で、最速130キロのストレートに70~90キロ台のスローカーブ、110キロ前後のフォークボールと少ない球種を巧みに操り勝利を重ねた。

通算勝利数は176勝、2000奪三振。2002年に現役を引退し、2006年から2009年まで阪神の二軍投手コーチを務め、2010年から2017年までオリックスで投手コーチを務めた。2018年からは、関西テレビ・J SPORTSの野球解説者や、サンケイスポーツ野球評論家としての活動を13年振りに再開。「BS松竹東急ベースボールシアター」のオリックス・バファローズVS北海道日本ハムファイターズ戦では、9月21日(土)・22日(日)の両日ともに解説を担当する。

※山崎福也の崎は、正しくは「たつさき」

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