セブンVSファミマの冷凍ピザ対決！「マルゲリータ」の食べ比べレポ

コンビニの進化はすさまじく、ハイレベルな冷凍食品も増えています。そこで今回は、セブン-イレブンとファミリーマートの冷凍ピザの食べ比べをしてみました。どちらも人気シェフが監修したマルゲリータ。両者に違いはあるのでしょうか？

セブン-イレブン「金のマルゲリータ」

セブン-イレブンの「金のマルゲリータ」は、世界ピッツァ選手権で2年連続で優勝した中目黒「ピッツェリア エ トラットリア ダ イーサ」の山本尚徳シェフが監修した商品です。 パッケージに「一枚一枚手でのばし、歯切れのよい食感と小麦の香りを感じる生地に仕上げました。」とあり、生地に自信があることが伝わってきます。

生地のふちに、こんがりと焼き色がついているのが特徴的。 焦げ目は温める前からついていて、家庭でも香ばしく仕上げることができますよ。

生地は、外側かりっ！内側もちっ！ お店のピザのような繊細な食感が再現されていました。

トマトソースは適度な酸味があり、味つけは少々強め。 はっきりとした味わいのソースです。

チーズは棒状にカットされ、存在感がたっぷり！ 強い食感があるけれど、クセがなく食べやすいですよ。

バジルがそのままトッピングされているのが、個人的なお気に入りポイント。 量は少ないものの、さわやかなバジルの風味が楽しめて、満足度がぐんとアップしました。

生地、ソース、チーズ、それぞれの主張は強めですが、バランスよくまとまっていて感心しました。 この辺が、シェフの技量なのでしょうか？ 素材の強さが目立つ、“攻めている”印象のマルゲリータです。

ファミリーマート「生地を味わうピッツァマルゲリータ」

ファミリーマートの「生地を味わうピッツァマルゲリータ」の監修は、「ラ・フィーリア・デル・プレジデンテ」の今井憲シェフ。2019 年のピッツァ選手権「トロフェオ・プルチネッラ」のクラッシックマルゲリータ部門で優勝を獲得したシェフだそうです。 こちらもパッケージに「生地を味わう」「新窯焼き製法」「手伸ばし生地」と書かれ、生地自慢がされています。

こちらは焦げ目は控えめ。 香ばしさがありつつも、ふわっとしたやわらかな焼き上がりで、しっとり・もっちり系の生地です。 水分が適度に残っていて、やさしい歯ごたえが楽しめますよ。

トマトソースはみずみずしく、味わいもシンプルでクセがありません。 チーズは全体にふんわりとのっていて、香りはしっかりとありますが、おだやかな印象です。

バジルはソース状でのっています。 フレッシュさは劣りますが、ハーブの風味が苦手な方はこちらのほうが食べやすいかもしれませんね。

セブン-イレブンが“攻め”のマルゲリータなら、ファミリーマートは“調和”のマルゲリータ。 生地、ソース、チーズ、すべてが仲良くなじんで、一体化しています。多くの方が食べやすい、マイルドな仕上がりです。

セブンVSファミマ、推しはどっち？

左がセブン-イレブン、右がファミリーマートのマルゲリータです。 どちらも異なるおいしさがあり、甲乙つけがたい！

個人的な感想ですが、味わいが強いピザが好きな方はセブン-イレブン、子どもも食べやすいやさしいピザを選びたい方はファミリーマートがおすすめです。 みなさまも食べ比べをして、推しの1枚を見つけてみてくださいね♪

今回紹介した商品

販売店：セブン‐イレブン

商品名：7プレミアムゴールド 金のマルゲリータ

熱量：241kcal

価格：581円（税込）

販売店：ファミリーマート

商品名：生地を味わうピッツァマルゲリータ

熱量：391kcal

価格：555円（税込）

※紹介した商品の情報は記事公開時点のものです。価格・在庫状況等は変動する場合がありますので、最新の情報は店舗でご確認ください