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レディー・ガガ、男性だという噂を否定しなかった理由

  • 2024.9.20
Lady Gaga attends the "Joker: Folie A Deux" photocall during the 81st Venice International Film Festival at Palazzo del Casino on September 4, 2024 in Venice, Italy.

レディー・ガガが、キャリアの初期に流れたという実は男性だという噂について、取り合ってこなかった理由を明かした。Netflixドキュメンタリー「What’s Next? ビル・ゲイツと考える未来の展望」に出演したガガは、「20代初めの頃、私が男性だという噂が流れました。ツアーやプロモーションで世界中を旅していましたが、当時のインタビューでは必ずと言っていいほど『君が男性だという噂があるけれど、言いたいことはあるか?』と聞かれました。インターネット上には加工した画像まで出回っていたんです」と振り返り、あえて噂を否定しなかった真意を語った。

「そうした質問に答えなかったのは、その嘘で傷ついたとは思わなかったから。だけど、同じような言葉でイジメられている子どもが、私のような有名人がまるで恥じているかのように反論する姿を見たとき、どう思うか考えたんです。噂を正すことが、必ずしも大勢の最大の利益にはつながらないと思ったので、嘘を利用して関心を促し、問題提起することにしました」

ガガはドキュメンタリーでビル・ゲイツに対し、こう話している。「人は私のようなアーティストのパフォーマンスを虚構だと言うけれど、パフォーマンスこそ唯一のリアル。閲覧数目当ての噂よりずっとリアルです」

ピープル』によると、長年LGBTQIA+コミュニティをサポートしてきたガガに、この噂が流れたのは、デビューアルバム『ザ・フェイム』でブレイクした2008年から2009年頃のことだそう。ガガは2009年に受けた「ABCニュース」のバーバラ・ウォルターズのインタビューで、「皆がひどい話だと言うから、最初は奇妙に感じた。でも私は、自分を両性具有的に自己表現しているし、両性具有は素敵だと思う」とコメント。

2011年のアンダーソン・クーパーのインタビューでは、ペニスの有無について聞かれ、「もしかしたら、あるかも。そんなに恐ろしいこと?ペニスのあるなしについて公式声明を出すことに私の時間を割く理由がわからない。ファンはそんなこと気にしないし、私も同じ」と答えていた。

Text: Tae Terai

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