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【本日公開】『あの人が消えた』高橋文哉×田中圭インタビュー!再共演して、お互いの印象は?

  • 2024.9.20

本日公開の映画『あの人が消えた』で2度目の共演を果たした高橋文哉さんと田中圭さん。今作で人が消えるマンションの謎に挑む配達員の主人公と会社の先輩という関係性を演じる、二人の和気あいあいのクロストークをお届けします。

profile
高橋文哉
たかはし・ふみや 2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。’19年デビュー。近作の出演作に映画『からかい上手の高木さん』『ブルーピリオド』、ドラマ「フェルマーの料理」「伝説の頭 翔」などがある。2025年3月20日に映画『少年と犬』が公開予定。

田中 圭
たなか・けい 1984年7月10日生まれ、東京都出身。近年の出演作は、映画『そして、バトンは渡された』『月の満ち欠け』、ドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」など。11月1日『スマホを落としただけなのに〜最終章〜ファイナル ハッキング ゲーム』、12月6日『劇場版ドクターX』、12月27日『私にふさわしいホテル』が公開予定。

久々にお芝居を一緒に楽しむことができた

高橋さんと田中さんの最初の共演は、2020年放送のドラマ『先生を消す方程式。』。主演は田中さんで、高橋さんはデビューして間もなかった。

高橋 今回共演が決まった時はうれしかったです。以前共演させていただいた時、今度は映画という場所で圭さんとまた一緒にお芝居させていただけるとは想像もしてなかったので、素直にありがたいなと思いました。

田中 文哉くんが主演ということで、自分でよければ出たいなと思いました。再共演のお話をいただけることって実はなかなか少ないので、可能な限り参加したいな、と。そして現場での文哉くんはみんなと一緒にチームとして模索しながら、もがいたり、楽しんだりしていて、そうやって日々人は成長していくんだ、なんて思いつつ、相変わらず好青年だなと感心しました。 「次々と人が消える」という噂のマンションを舞台にしたミステリーである本作。高橋さんは秘密を探ろうとする配達員の青年、丸子を。田中さんは、会社の先輩、荒川を演じる。

高橋 会社での圭さんとのシーンは、マンションに出入りする時の丸子とはまた違う顔をたくさん引き出していただきました。台本になく、カットがかからないまま続けたお芝居が本編に映し出されているシーンを見ると、全部圭さんのお芝居から始まっているんです。僕は圭さんの一言に対して突っ込ませてもらったりしながら、楽しく演じさせていただきました。

田中 文哉くん演じる丸子が翻弄されていく感じや振り回されてる感じが、とてもよかったです。一番好きなのは、丸子がトラックの中でお昼を食べながらうれしそうに小説を読んでいるシーン。丸子の顔が不気味で、最高です(笑)。

高橋 小説を読みながらニヤニヤしているシーン、結構あるんですよね(笑)。僕は感情があまり顔に出ないタイプなので、すごく意識しながら演じました。

懐かしく感じながら4年前の記憶が蘇ってきた

再共演して、お互いの印象は?

高橋 圭さんに成長を見ていただけたかどうか自分ではわからないですが、お芝居を一緒にさせていただけることを懐かしく感じながら、4年前の記憶が蘇ってきました。前作は僕がデビューしてすぐの時の出演作で、圭さんの主演像を見せていただいて、学ばせていただきました。圭さんはどんなに忙しくても、いつも元気でパワフル。圭さんの存在で現場が重たくならないですし、今回大変な時また救っていただきました。

田中 文哉くんの変化はお芝居を楽しむようになったこと。根が真面目で一生懸命なので、自分で噛み砕いたり監督と話し合って向き合う姿勢も成長していると感じました。生意気になっていたり、ストレスを溜めていないかなと心配していたけど、いい意味で変わっていなかったので安心しました。


information
『あの人が消えた』

「ブラッシュアップライフ」の水野格監督がオリジナル脚本で挑むミステリー。配達員の青年・丸子は「次々と人が消える」と噂されるマンションに出入りするなかで、住人の“秘密”を偶然知ってしまう。その日を境に、彼は大事件へと巻き込まれていく。9月20日全国公開。

配給/TOHO NEXT©2024
「あの人が消えた」製作委員会

撮影=山本雄生 スタイリング=鴇田晋哉(高橋さん)、荒木大輔(田中さん) ヘア&メイク=大木利保(高橋さん)、岩根あやの(田中さん) 取材&文=杉嶋未来

※InRed2024年10月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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