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【おとなのソロ部】奈良のおひとりさま専用喫茶「KOYOMI 日々のお菓子」で焼き菓子と読書を楽しむひとり時間

  • 2024.9.20

「ひとりで、コーヒーやスイーツをいただきながら読書を楽しみたい」という方におすすめの店を、観光で人気のならまちからほど近い場所で見つけました。その名も「KOYOMI 日々のお菓子(こよみ ひびのおかし)」。わずか5席のおひとりさま専用喫茶です。店主がつくるスイーツをお供に、のんびりと過ごす時間は、忙しい日々から離れてマインドリセットできそう!

近鉄奈良駅から徒歩約10分のおひとりさま専用喫茶

るるぶ&more.編集部

「KOYOMI 日々のお菓子」があるのは、近鉄奈良駅から徒歩約10分のところ。かつて陰陽師が住んでいたとされる「陰陽町(いんようちょう)」という閑静なエリアです。

店の入り口にある釣灯籠
店の入り口にある釣灯籠

450年以上前からある古い家をリノベーションした店の外観は、格子や釣灯籠など、ところどころに古都奈良らしい趣が。

るるぶ&more.編集部

店名の由来は、店主の先祖が暦をつくる「暦師」だったことから名づけられたそう! オープン当初はグループでの来店もOKでしたが、「おひとりさまがゆっくり過ごせる居心地のよい喫茶店にできたら」との思いから、2023年6月からおひとりさま専用の喫茶へ。

店の入り口には、「おひとりさま専用」表示がある
店の入り口には、「おひとりさま専用」表示がある

営業日は不定期で週に2日ほど。営業日時は公式SNSで告知するので、来店前に必ずチェックしておきましょう。

ソロおすすめPoint
おひとりさま専用喫茶なので、はじめてでも気兼ねなく来店できます。予約はできませんが、オープンから14時くらいがピークとのことなので、のんびり過ごしたい方は、14時以降に訪れるのが狙い目です。

白を基調としたすっきりとしたインテリアが魅力の店内

るるぶ&more.編集部

和の雰囲気の外観とは対照的に、店内は洋風でシンプルな内装が印象的です。白を基調とした余白の多い空間は、ひとり時間を満喫できそうな居心地のよさが感じられます。

ハイサイドライト(高窓)で明るい店内
ハイサイドライト(高窓)で明るい店内
るるぶ&more.編集部

座席は全部で5席。お客さん同士が気にならないように、どの席も壁や窓に面しています。こちらは、オーダーメイドで制作した木の温もり感じるテーブルに、フランス製のアンティークの椅子を備えています。

店内に置いてある雑誌や書籍は自由に閲覧可能
店内に置いてある雑誌や書籍は自由に閲覧可能

2席並んでいますが、スペースが広い上に間に並べられた本もゆるい仕切りのようで隣にお客さんがいても、ひとり時間に集中できます。手帳やノートを広げて書き物をするのにも◎。

るるぶ&more.編集部

店主がペイントした白のデスクがとっても素敵なこちらは、一人用の座席。自分だけの座席という特別感があっていいですね。

るるぶ&more.編集部

窓に面した座席は、こちらの1席のみ。格子と薄手のカーテンが自然光を取り入れながらもほどよく目隠ししてくれます。座る場所によって雰囲気が異なるので、空いていればその日の気分で座席を選んでみて♪

ソロおすすめPoint
おひとりさま専用の喫茶だけあって、座席も周囲があまり気にならないような配置になっているのもうれしいポイント。読書をしたり、手帳やノートに書き物をしたり、自分だけのソロタイムを満喫しましょう。

ひとり時間を豊かにしてくれるお店自慢のスイーツたち

るるぶ&more.編集部

お店では、常時3~4種類のスイーツを提供。定番の「キャロットケーキ」500円(テイクアウト450円)、「プリン」500円のほか、チーズケーキやタルトなど内容は季節によって変わります。その中でショーケースに並んでいる2種類(種類は日による)ほどがテイクアウトOK。なお、お店はワンドリンク制です。お菓子のみの注文はできないので、ぜひドリンクと合わせて楽しんでくださいね。

るるぶ&more.編集部

こちらの「キャロットケーキ」は、店主のお母さまの味を再現。ニンジン入りの生地には、レーズンやくるみ、イチジクもたっぷり入っています。シナモン・ナツメグ・クローブを加えて、ほんのりスパイシーな味わいに。間に挟んでいるクリームチーズバタークリームがいいアクセントに♪

るるぶ&more.編集部

チーズケーキ好きにおすすめしたいのは、「日向夏のチーズケーキ」600円(テイクアウト550円)。クリームチーズ、マスカルポーネ、サワークリームに自家製の日向夏ジャムを合わせています。さっぱりとさわやかな味わいの中にも、チーズの濃厚な風味を感じられ、コーヒーとの相性も◎。

るるぶ&more.編集部

定番の「プリン」をさらにバージョンアップさせたのが「プリンパフェ」1100円。プリンの下には、生クリーム、珈琲ゼリー、バニラアイス、チョコグラノーラが層になっています。

るるぶ&more.編集部

プリンは、平飼い卵に低温殺菌をした牛乳、きび砂糖と、材料にもこだわっています。固さとなめらかさのバランスをとるために、秒単位で加熱時間を気遣いながら作った店主こだわりの一品です。

スイーツをいただきながら読書を満喫するのは至福のひととき
スイーツをいただきながら読書を満喫するのは至福のひととき
「カフェオレ」
「カフェオレ」

ドリンクは「珈琲」500円、「アイス珈琲」550円、「カフェオレ」550円(ホット/アイス)、「オーツミルクオレ」600円(ホット/アイス)、ならまちの「田村青芳園茶舗」の茶葉を使った「和紅茶」500円(ホット)など。珈琲は名古屋市の「喫茶クロカワ」の豆をスイーツに合わせて味を調整しています。そのほか、「自家製新生姜シロップのジンジャーエール」550円など季節限定ドリンクも要チェックです。

るるぶ&more.編集部

居心地がよすぎて、ずっといたい!と思わずにはいられない「KOYOMI 日々のお菓子」の空間。「混雑時以外は時間を気にせず、ぜひごゆっくり過ごしてください」と店主。物音を立てず、静かに過ごさなければいけないという場所ではなく、店主とおしゃべりしたり、出会ったお客さん同士で会話を楽しんでもOKとのことです。今後は店内に陶芸作家さんの作品を展示、販売もできたらという構想もあるそう。ひとりでゆっくり過ごせるカフェを探している方は、ぜひ足を運んでみて♪

■KOYOMI 日々のお菓子(こよみ ひびのおかし)
住所:奈良県奈良市陰陽町5
営業時間:11時30分~16時(お菓子が無くなり次第閉店)
電話番号:なし
定休日:不定休 ※公式SNSを要確認

ソロMemo
■取材時のソロ率:100%(平日の午後)

■おすすめの利用シーン:ひとりカフェを楽しみたいとき、静かに読書を楽しみたいとき、おいしい焼き菓子を食べたいとき、ゆっくり考えごとをしたいとき


Text&Photo:中田優里奈(ウエストプラン)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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