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孫の前でタバコを吸う義父に「やめてくれませんか」→ しかし、まさかの言動に「心底あきれた」

  • 2024.9.20

社会に出るといろんな人がいます。優しい人ばかりではなく、厳しく接する人もいるでしょう。
厳しい世の中でも孫に強く生きられる人に育って欲しいという、祖父の愛情もわからなくもないのですが……。これは方向違いの愛情に憤慨した知人から聞いた体験談です。

画像: 孫の前でタバコを吸う義父に「やめてくれませんか」→ しかし、まさかの言動に「心底あきれた」

タバコは元気の薬!?

義父は1日に2箱以上のタバコを吸うヘビースモーカーです。

私たち夫婦をはじめ、義母や嫁いだ義妹も血圧が高い義父にはタバコをやめて欲しいと話すのですが、
「タバコは自分にとって元気に過ごすための薬だ!」
と言ってかたくなにやめない義父。

頑固な義父の喫煙に私たちはお手上げでした。

息子が気管支喘息に

私たち夫婦の間に生まれた息子は義父にとって初孫です。

義父は息子の誕生をとても喜び、溺愛してくれました。

ひんぱんに義実家に息子を連れていき義両親と楽しい時間を過ごしていたのですが、息子は3歳になった時に気管支喘息になってしまったのです。

発作が起きていない時は元気なのですが、発作の時の息子の苦しそうな姿には胸がしめつけられる思いでした。

気管支喘息の息子の前でも喫煙する義父

息子が気管支喘息になってからも義実家に顔を出していましたが、義父のヘビースモーカーはあいかわらず。

息子の前でもタバコを吸い、煙を吸ってしまった息子の胸がヒューヒューと音を立てる「喘鳴」が出てしまうことがしばしばありました。

「息子の気管支喘息に良くないので、息子の前ではたばこを吸わないで欲しい」
と何度もお願いしたのですが、嫁の私に意見されたことで機嫌が悪くなるだけでやめる気配がなく、家族の誰が意見しても義父は言うことを聞いてくれません。

タバコの煙で息子を鍛える

ある時、たまたま喫煙現場に居合わせ、様子を見ていた義父の姪が
「おじさん、A(息子)が苦しそうだからAの前でたばこ吸うのやめたら?」
と声をかけてくれました。

それに対しての義父の返事はなんと
「社会に出たらタバコを吸っている人がたくさんいる。だから俺は今からAをタバコの煙で鍛えてやってるんだ!」

苦しそうにしている息子を前に、こんな非常識なことを考えている義父に心底あきれました。

良かれと思ってしているのかもしれませんが、義父に息子を会わせていたら、息子の気管支喘息が悪化しかねないと思い、それから義父とは距離を置きました。

義父には寂しい思いをさせているでしょうが、義父の考えが変わるまで会わせるつもりはありません。息子の健康を守れて良かったと思っています。

【体験者:30代・専業主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。

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