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【有料級レシピ】中華店のシェフが苦節10年でたどり着いた作り方を披露!「究極の麻婆茄子」作ってみた

  • 2024.9.20

ガッツリ系なす料理と言えば、「麻婆茄子」。ご飯がもりもり進む大好きなおかずですが、あくまでそれはお店で食べる「麻婆茄子」。自分で作ると、なすがトロトロを通り越してグチョッとなり、皮だけ残って果肉はどこへやら(笑)。わたしもお店レベルの「麻婆茄子」を作りたい~!と思い立ち、見つけたのが、YouTubeチャンネル『とにかく売れたい中華料理屋』で紹介している「究極の麻婆茄子」。プロ直伝のレシピです。

26.5万人が登録!YouTubeチャンネル『とにかく売れたい中華料理屋』

YouTubeチャンネル『とにかく売れたい中華料理屋』は、山形県酒田市にある中華料理店「龍鳳」で料理人として働く、おおたきさんが運営。中華料理の魅力を伝え、お店を盛り上げていきたいと開設したチャンネルです。ちなみに「龍鳳」は、おおたきさんのお父様のお店とのこと。

本日は、おおたきさんのレシピの中から「究極の麻婆茄子」を作ります。主な材料は、なすと豚ひき肉、長ねぎの3つ。ミニマムな材料で作る、シンプルイズベストな麻婆茄子だそうです。

では、作ってみましょう。

プロ直伝!「究極の麻婆茄子」の材料と作り方



【材料】2人分
なす…2本
豚ひき肉…100g
長ねぎ(みじん切り)…50g
にんにく(みじん切り)…1かけ
片栗粉…大さじ2
豆板醤…小さじ1
甜麺醤…大さじ1
サラダ油(なす用)…大さじ2
サラダ油(豚ひき肉用)…小さじ2

◆合わせタレ
水…60ml
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
しょうゆ…小さじ1
酒…大さじ1
砂糖…大さじ1

◆仕上げ
ゴマ油…小さじ1ほど
ラー油…小さじ1ほど
 
【作り方】
1. なすのヘタを取り、縦半分にカット。それをさらに、縦半分に切ります。そして、それぞれ半分に切って8等分にします。



2. ポリ袋になすを入れ、片栗粉を加えてまぶします。



片栗粉は、まぶすことで、なすからの水分の流出を防いでくれるそう。さらに、なすの表面をカリッと仕上げ、且つ餡にとろみをつけるという、3つの働きを担います。

3. ボウルに水を入れ、鶏ガラスープの素、砂糖、酒、しょうゆを入れて混ぜます。

4. フライパンに油を引き、中火にかけ、油が温まったら、なすを投入。



なすは油を吸いますが、油を足しません。少ない油で揚げ焼きすることで、油っぽくならないように仕上げます。

5~6分焼いて、表面がこんがりしたら一旦、取り出します。



5. 4のフライパンの汚れを拭き取る、もしくは洗い流します。

サラダ油を入れ、豚ひき肉を炒めます。ひき肉からピチピチと音がするまで、炒めましょう。



火を止め、にんにくと豆板醤を入れ、弱火で炒めます。





6. にんにくと豆板醤の香りが出たら、甜麺醤を加えてさらに炒めます。





甜麺醤がなじんだら3を入れ、沸いたらなすを投入。火加減は中火~強火。





さらに長ねぎを投入し、軽く炒めます。



7. 長ねぎが全体に混ざったら、ゴマ油とラー油を加え、火を強めて軽く混ぜたら、出来上がり。


調理時間は12分。難しい工程はなく、とっても簡単に出来ました。

なすの形が、しっかりあります(笑)。わが家のいつもの「麻婆茄子」とはえらい違い。さすが、プロのレシピ。わたしでも、それなりの見た目に仕上げることが出来ました。



では、いただきます!

おっ、表面にはカリッとした食感があって、中身はトロッとやわらかい。お店の「麻婆茄子」の食感♪



なすの形がしっかりあるので、噛んだ時にジュワッと、閉じ込められていた水分が溢れ出てきます。これです、これです!「麻婆茄子」のおいしさは。

味付けはコクがあって、けっこう甘め。甜麺醤の甘味もあるので、個人的には、砂糖は半分くらいでよさそう。ここら辺はお好みで。



豚ひき肉は炒めすぎたのか、カリカリというかカチカチ(笑)。もう少し、ひき肉にやわらかさがあってもいいかなと思います。

油のコクはありますが、油っぽさは極少。油を足したいのを我慢して、なすを炒めた甲斐がありました。甘めの味付けなのでご飯との相性も、もちろん◎。辛味はほんのり感じるくらい。辛すぎると食べられないので、ラー油小さじ1のところを小さじ1/2にしたのが、わたしには正解でした。

YouTubeチャンネル『とにかく売れたい中華料理屋』の「究極の麻婆茄子」は、外がカリッ&中がジュワッとした仕上がり。なすのおいしさが活かされた、さすがプロ直伝という「麻婆茄子」でした。作ってみてはいかがでしょう。

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