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「料理上手な人になったみたい」【焼きしめさばの棒ずし】が予想以上の味わい

  • 2024.9.20

こんにちは!家で魚を食べるのは、肉を食べるよりちょっと大変な気がしているヨムーノライター、やまだかほるです。

刺身を買ってきてそのまま食べたり、切り身の魚を焼いたり煮たり、ツナ缶やさば缶を利用したりということがほとんどで、それも同じような魚ばかり買ってしまう。皆さんはいかがですか?

特にさばに関しては、水煮にするか、焼くか味噌煮か、そのくらいを繰り返しています。一度アニサキスで痛い目にあってから、なんとなく生でいただくのが怖くなってしまいました。

とはいうものの、さばずしは大好き。今回見つけた「焼きしめさばの棒ずし」というネーミングのお料理に、なになに?となりました!

暑い季節にもぴったりな棒ずし

ヨムーノ

NHK『あさイチ』で料理研究家・舘野鏡子さんが紹介していらしたレシピです。火を通したさばを使う手法で、生の状態でなくても棒ずしが作れます。

なんて素晴らしいんだ!そしておいしそうだ!ということで、早速作っていきたいと思います。

舘野鏡子さん「焼きしめさばの棒ずし」の作り方

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材料(2人分)

  • 塩さば...2枚(骨抜きタイプがおすすめ)
  • 米...1合(180cc)
  • 青じそ...6〜8枚
  • サラダ油...少々
  • 練りがらし...お好みで
【A】
  • 酢...大さじ2
  • 砂糖...大さじ1
【B】(すし酢)
  • 酢...大さじ2
  • 砂糖...大さじ1
  • 塩...小さじ1/2

※今回は、サラダ油の代わりに太白胡麻油を使用しました。

具材は塩さばと青じそと米があれば出来るのか!と思うとハードルが下がります。どんな味に仕上がるのか楽しみです。

作り方①塩さばの準備

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塩さばは、骨があるようなら取り除きます。

【A】を混ぜ合わせてポリ袋などに入れ、塩さばも一緒に入れて冷蔵庫で1時間おきます。酢でしめる工程ですね。

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アルミホイルに皮を上にして乗せ、サラダ油をスプーンで塗り、魚焼きグリルに入れて中火で7〜8分焼きましょう。焼き上がったら粗熱を取り、水分をキッチンペーパーなどで取り除いておきます。

※ガスコンロのグリルでさばなどの脂が多い食材を焼くとき、アルミホイルを使用すると火災の原因となり、大変危険です。詳しくは取扱説明書でご確認ください。

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これで8分。上の火が強かったか。明らかに焼き過ぎてしまいました。

グリルによって火加減が変わったりするので、様子を見ながら調整した方が良さそうです。

作り方②すし飯を作る

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米は少しかために炊きます。【B】は混ぜ合わせておきましょう。炊き上がったら【B】をご飯と合わせながらしゃもじで切るように混ぜ、うちわであおいで粗熱をとっていきます。

作り方③棒ずしを成形する

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①まな板の上にラップ(30cmx20cm) を広げます。手袋をし、焼いたさばを1枚、皮を下にして真ん中にのせましょう。

尾の細くなっている部分を2cmほどハサミでカットし、互い違いに配置して長方形になるようにします。

②青じその半量をさば全体にのせます。

③手に酢(少々・分量外)をつけて酢飯の半量を軽く握ったものを、均一にのせて棒状に成形。そして、もう1本も同じように作ります。

この時に手に酢飯がくっついて大変なことになりました。しっかり濡れるくらいに酢をつけておくようにしましょうね。

④ラップの手前を奥にかぶせ、反対側を手前にかぶせて、左右の端も中央に集めるようにして棒状に成形します。

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皮目の方はこんな感じになってます。おおお。それっぽい。

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保冷剤の上にさばを下にしてのせておき、15分ほどなじませましょう。

作り方④仕上げ

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ラップの上から、ぬらした包丁で切ります。面倒ですが、包丁は1回ずつきれいな布巾で拭いながら入れていくようにしました。

お好みで練りがらしを添えて出来上がりです!

美味しい!嬉しい!

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さばずしとはいえ、火が入っているのがポイント。そして事前に酢でしめていることで味にコクが出て、ふっくらと焼き上がり、すごーくいいお味でした!

ちょっと焦げた皮も悪くなかったし、青じその色も香りもいいアクセント。からしをつけるのもまた味の変化を楽しめてなかなか。

もう少ししっかり握れたら良かったです。押しずし用の器具が欲しくなってしまいました。

次はいつ誰に作ってあげようかな

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さばの下味にも酢が入っているし、酢飯でもあるし、ひょっとするとこれは、お弁当にもいけるのでは!?

思ったよりもずっと簡単で、そして予想以上に完成度の高い味わいでした。料理上手な人になったみたいでとても嬉しい一品。皆様もどうぞ、ぜひお試しあれ。

ライター:やまだかほる

丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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