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もう色抜けた…を解消!美容師直伝「お気に入りのカラーを長持ちさせる方法」って?

  • 2016.3.20
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サロンでしてもらったカラーがすごく気に入った! このカラーがずっと続いてくれたら……!

そう思っても翌週には、「あれ?なんか色が変わってる~」こんな悩みを持っている方はかなり多いはず。

ヘアカラーは何故退色するのか。どうやったら長持ちするのか。

今回は現役美容師の筆者が、ヘアカラーの仕組みから、カラーを長持ちさせるポイントを解説します♡

 

カラーはどうやって染まるの?

多くの方が使っているヘアカラーは、髪のメラニン色素を脱色して明るくしていきながら、染料を髪の内部で発色させています。

カラー剤を塗るときはカラーの粒子がまだ小さく、開いたキューティクルの隙間を通り、髪の中で発色して粒が大きくなることにより隙間から出られなくなって定着する、という仕組みです。

なので退色とは、このカラー粒子が髪の外に流れ出てしまう、ということなのです!

 

なぜカラーは退色するの?

1つ目の理由は、色味によって粒子が小さいものがあり、特に暖色系は小さいためです。

ピンクは色落ちしやすいって感じた事ある人多いですよね! シャンプーのたびにキューティクルの隙間から流失してしまいます。

隙間だらけのダメージ毛はもっての外! そりゃ落ちてしまいますよね……。

2つめの理由は、熱や紫外線に弱く、色素の粒子が分解されて小さくなってしまうから。南国に行ってヘアカラーが退色するのはこの為です。

 

ヘアカラーを長持ちさせるには?

(1)カラー当日は髪を濡らさない

カラーは実は定着するまでに48時間かかると言われています。

まだ不安定な時にシャンプーすると、カラーが退色しやすくなってしまうので、なるべく丸一日あけましょう。

 

(2)カラー用シャンプーを使う

カラー用のシャンプーは洗浄力が優しくなっていてカラーの流出を抑えてくれます。

カラー剤に含まれているアルカリの残留物を除去してくれる効果もあるので、カラーによるダメージの進行を抑えてくれます。

 

(3)トリートメントをしっかりする

ダメージ毛はキューティクルが隙間だらけ。キューティクルをしっかり保護してあげる必要があります。

 

(4)ぬるめのお湯で洗う

カラー染料は熱に弱く、カラー粒子が分解されてしまうので、なるべく38℃くらいのぬるま湯で洗ってあげる必要があります。

 

(5)ドライヤー・アイロンの当てすぎに注意

高温のドライヤーや、アイロンで髪を摩擦することはカラーの退色を早めてしまいます。

熱から守るトリートメントをつけて、長時間当てないように注意しましょう。

 

(6)UVケアをする

紫外線はカラー染料を分解してしまいます。洗い流さないトリートメントや髪の日焼け止めを使ってしっかりケアする事が大切です。

 

いかがでしたか?

カラーを長持ちさせる為に出来ることは髪にもとてもいいことばかり。

ヘアケアを頑張って、きれいなつやさらヘアーでお気に入りのカラーを長く楽しみましょう!

 

(HONEY 川口詩穂)

 

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