嫌がらせに耐え兼ねたママ「彼女は優秀です！辞めないで」同僚たちが現れて＜ママ友と働いたら＞

大手製造会社の人事部でパート事務員として働く春野ハルさん。娘・サクラの通う保育園でのママ友関係は良好でした。しかしママ友・フユミさんが同じ職場で働きだすと、ハルさんを見下すような態度を取られたり、正社員登用されたハルさんに嫉妬してかデマを吹聴されてしまいます。

保育園のママ友にも「ハルさんに職場で嫌がらせをされている」とデマを流していたフユミさん。
さらに翌日ハルさんが出社すると、同僚・D塚くんが部長と課長に「フユミさんがハルさんに嫌がらせをされている」と進言していました。

それを聞いた部長はハルさんではなく、フユミさんを部署異動させようと言い出し、慌てるD塚くん。この混沌とした状況に疲れたハルさんはたまらず「私が辞めます」と宣言します。

しかし、その空気を一変する事態が起きて……？！

「D塚くんの言うことを信じないでください！」

突如現れた同僚たちが、「ハルさんは嫌がらせをするような人ではない」「ハルさんは本当に優秀で、部を引っ張ってくれている」と、次々に擁護し始めました。
さらに、部長と課長は、他部署の人の証言を例に挙げながら、ハルさんと関わったことのある人はデマを信じていないと、ハルさんを勇気づける言葉をかけます。

同僚たちの「辞めるなんて言わないで」という心からの言葉が、ハルさんの心をやさしくなでたのでした。

同僚たちの援護射撃に、ハルさんはどれだけ勇気づけられたことでしょう。自分への悪口をひとつ聞いてしまうと、周り全体が自分のことを悪く思っているように感じがちです。
しかし実際にフタを開けてみると、実は自分のことを悪く思っている人は驚くほど少ないもの。

ハルさんも、フユミさんとその取り巻きの悪意に流されず、目の前を包む好意を信じて負けないでほしいですね。

著者：マンガ家・イラストレーターつきママ

ベビーカレンダー編集部