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元救急救命士が企画した「非常用トイレ」。現場での経験をもとに製作!

  • 2024.9.19

Flightは、9月8日(日)~11月29日(金)の期間中、「元救急救命士が企画!実体験をもとに製作した新たな非常用トイレ【防災・備災】」を、「Makuake」にて予約販売中だ。

20年間の消防士、救急救命士の経験

田中謙二さんは、20年間の消防士、救急救命士の経験を経て2019年にFlightを福岡県久留米市にて設立。「世のため人のために尽くすことができる、他に善かれかしという思いやりに満ちたブランドであること」を理念とし、元救急救命士として、これまでに培った経験を活かした防災関連商品を届ける。

「この商品がそばにあって良かった!」 そう思ってもらえるよう、使用する人の気持ちに寄り添いながら、厳選した商品をリリースしていく。

思いやりに満ちたブランドでありたい

「AEDが各家庭にあれば、尊い命がもっと助かるのに」。田中さん救急救命士として働いていた頃、いつもそう思っていたという。

自然災害などの大規模災害時には、119番通報された場所以外にも困っている人がたくさんいる。被災した家庭にまるでAEDのような、人々を救ってくれる道具があれば、自分の力で困難を乗り越えられるはず。こうした想いから自社ブランド「ヨカレカシ」を立ち上げた。

犠牲を払ってでも世のため人のために尽くすことができる、「他に善かれかし」という思いやりに満ちたブランドでありたいという願いから、ブランド名を「ヨカレカシ」と名付けた。被災して悲痛な思いをしている人の心に寄り添い、善かれかしという想いを形にしたMakuake第1弾の商品だ。

「におい」にフォーカスした非常用トイレ

田中さんは、多種多様な数え切れないほどの救急現場に出動したが、現場活動をする上で困ったことの1つが「におい」なんだそう。便の処理をせず、放置したままの現場では、鼻を突くような強い異臭がし、時として活動の妨げになるほどだという。

また、集中豪雨の際に断水を経験した時のこと。非常用トイレを準備していなかったため、大きめのビニール袋の上でトイレを済ませ、袋の口を固く結んで屋外の蓋付きポリバケツの中に入れるということを断水が復旧するまで続けた。

屋外に置いた蓋付きポリバケツに家族4人分の排泄物が日ごとに増えてゆき、ひどいにおいが辺りに立ち込めていたことを今でもよく覚えているそう。

「ヨカレカシ」非常用トイレはそんな実体験をもとにストレスの原因となる「におい」にフォーカスし、被災者の気持ちに寄り添うような想いで製作された。

機能に優れた防臭袋を使用

一般的な袋やポリバケツのみでは、臭いの封じ込めは出来ないことを断水時に経験。そのため臭いを閉じ込めてくれるような凝固剤を日々探し求めた。そこで出会ったのが国産杉を活用した、杉木粉配合の凝固剤「木粉凝固パウダー」。木粉凝固パウダーは生産地が明確な純国産材を用いた製品だ。

さらに、杉木粉配合の凝固剤は、消臭性と抗菌性があると言われる木の粉を凝固剤の一部に使用している。

また臭いを閉じ込めるために、機能に優れた防臭袋が必要だと感じており、そこで出会ったのが「特殊構造フィルムの防臭袋」だ。家庭用の袋では使うことがない樹脂(エンジニアリングプラスチック)を使用した特殊フィルムで、これまでの防臭袋とは違う素材から作った高性能な防臭袋となっている。

空間に調和するデザイン

また「ヨカレカシ」はインテリアとしても置けるようなデザインとなっている。グレーとブルーの2色は「救急救命士の制服」をモチーフに選んでおり、シックな落ち着いた雰囲気を感じさせてくれる。

大きめの書籍ほどのサイズにし、トイレの棚や部屋の本棚などにも馴染む。また一般的な説明書ではなく、カード型の説明書を備えることで、例えば棚に立てかけたり、壁に取り付けたりすることで、説明書を見ながら使用できるようになっている。

50回分が1箱に

在宅避難をする上で必要な備えは最低でも3日分(可能であれば1週間分)。人の平均トイレ回数は1日に約5回であるため「ヨカレカシ」非常用トイレ(50回分)が1箱あれば安心だ。

この機会に、実体験をもとに製作された「ヨカレカシ」非常用トイレを、チェックしてみては。

Makuake:https://www.makuake.com プロジェクト名:元救急救命士が企画!実体験をもとに製作した新たな非常用トイレ【防災・備災】

Flight Instagram:https://www.instagram.com/yokarekashi

(江崎貴子)

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