米軍兵士にも息抜きが必要！？→その姿がおかしくて思わず笑っちゃうww【米軍基地で働いてみた(69)】

＜米軍兵士にも息抜きが必要！？→その姿がおかしくて思わず笑っちゃうww＞米軍基地で働いてみた[#69]

今回も私がアメリカ軍基地で働いていた時のお話しです。

基地内のクラブにはスロットマシンやビリヤード、ダーツなどが出来るゲームコーナーがありました。
「勝ったらビールおごれよ！」などとなるのが定番で、兵士たちはその日の気分でゲームを楽しんでいたのですが、ある日マネージャーが突然「VR（Virtual Reality）ゲームってCoolだと思わないか！？」と言い出しました。

そして、発売したばかりのVRセットがあっという間に手配され、兵士達にVRゲームを体験してもらい、アンケートを取るようにという指令が来たのです。

そもそも私達スタッフはVRゲームなんて見た事もやった事もないので、「操作方法以前にVRの装着方法すら知らない私達が兵士にやらせて感想聞くの？」と、ちょっと文句を言った所、「俺は知ってるから大丈夫だ！」とマネージャーは豪語して颯爽とオフィスに戻ってしまいました。

そんなやりとりがあってしばらくすると、VRゲームに興味があるのか、新任兵士数人がTVの近くに置かれた真新しいVRゴーグルを食い入るように見つめているではありませんか。

カウンターで働いていた私に「どうすればあのVRゲームができる？」と質問してきたので、やれやれと思いながらマネージャーを呼ぶと、双方とも満面の笑みでワイワイ盛り上がっています。（これだから男子は！！）

人生で初めてVRゲームをやっている人を生で見たのですが、頭を振りまくったり、後ろを見て叫んだりとなんだかちょっと滑稽です。
驚きっぷりを見るに、ホラーゲームでもやっているようですが、ただでさえオーバーリアクションのアメリカ人がVRゲームで大騒ぎしている姿は、面白すぎて噴き出してしまいました。

それからしばらく仕事をしてふと視線を戻すと、いつの間にかVR兵士たちの姿が消えていました。

彼らから注文されていた料理が出来上がったのでBeeper（フードコートなどでよく使われる呼び出しベル）をならしても、彼らが居たテーブルの上で光っているだけです。

やれやれ、、と思いながら机に近づくと、信じられないものが目の前を横切ったのですが、お話は次回に続きます！