ハイディ・クルム、ハロウィンに向けて数カ月前から準備中

ハロウィンの女王として名高いハイディ・クルム。毎年、イマジネーションの限界に挑むような仮装を披露してきた彼女は、今年も数カ月前から準備を始めているそうだ。「金型を作る必要があるし、義肢も必要、フィッティングもしなくちゃいけないから、すでに数カ月前から準備を始めています」「一晩ではできないような劇的なものにしたいので、やることがたくさんあります」と『ピープル』に明かした。

ハイディは2000年代から毎年ニューヨークでハロウィンパーティーを開催し、気合の入ったコスチュームを披露してきた。過去には狼男やジェシカ・ラビット、『シュレック』のフィオナ姫に変身したり、彼女自身のクローンを登場させたこともあった。コロナ禍には中断するも、2022年には復活し、リアルな釣り餌に扮して存在感を見せつけた。昨年は、プレミアムテキーラブランドとシルク・ドゥ・ソレイユをスポンサーにつけ、シルク・ドゥ・ソレイユのダンサー10人を巻き込んだ人海戦術でクジャクに変身。ハイディがボディを担当し、美しい羽根と脚の部分をダンサーたちが担うという離れ業をしてみせた。

「準備には長い時間を費やし、計画が必要です。そして満を持してお披露目する際は、特別な形でお見せしたい。私には多くのファンがいるし、ハロウィンのファンは皆さん、すばらしい小道具を使って着飾ることが大好きだから。私のハロウィンに注目してくれる人たちを失望させたくない。そのために全力を尽くします」と意欲を語った。

Text: Tae Terai