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国内1000店突破、香港に進出【ミスタードーナツ】好調の理由はメニューの話題性?

  • 2024.9.19
国内1000店突破、香港に進出【ミスタードーナツ】好調の理由はメニューの話題性?の画像1
ドーナツチェーン「ミスタードーナツ」(写真:サイゾーウーマン)

好調のドーナツチェーン「ミスタードーナツ」にて、話題の期間限定メニューを食べてきました。

※価格はすべて税込。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2024年8月20日の情報です。

目次

・【ミスタードーナツ】5年ぶりに店舗数1000店超え
・期間限定メニュー「白いポン・デ・いちごみるく」
・期間限定メニュー「白いポン・デ・いちごみるく」実食
・業績好調の秘訣は話題性のあるメニュー展開?

※2024年8月24日公開の記事を再編集しています。

【ミスタードーナツ】5年ぶりに店舗数1,000店超え

「ミスタードーナツ」はドーナツを主力とするアメリカ合衆国発祥のファーストフードチェーン。運営元は株式会社ダスキンで、現在1016店舗(2024年3月末現在/国内のみ)を展開しています。

ダスキンの2024年3月期の決算によると、ミスタードーナツなどのフードセグメントは約584.4億円で、前期の約488.8億円から19.6%増加。本業である訪販セグメントは前期比で0.9%の減少でした。ただし、セグメント利益も前期の約54.7億円から約69.2億円にアップしています。

ミスタードーナツは、一時は売り上げ減で店舗数を減らしましたが、新型コロナウイルス禍に伴う持ち帰り需要で人気が再燃。24年3月期には5年ぶりに店舗数1000店超えとなりましたが、その秘訣はキッチンを持たない小型店だといいます。

香港に進出!

ミスタードーナツの香港1号店を10月26日に開業すると発表したダスキン。24年内に香港にもう1店舗を出し、27年4月までには計9店舗の出店を計画しているとのこと。これまで東南アジアや台湾に出店していて、今後さらにアジアで事業展開を進めると伝えられています。

【ミスタードーナツ】期間限定メニュー「白いポン・デ・いちごみるく」

ミスタードーナツでは、さまざまなドーナツや飲茶を販売しており、一部店舗で実施しているカフェオレなどのおかわりサービスも評判。また、年末に発売している福袋も人気を集めています。

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ドーナツがズラッと並んだ店内のショーケース(写真:サイゾーウーマン)

さらに、定期的に新商品や期間限定メニューを販売。先日にも期間限定メニューとして「白いポン・デ・いちごみるく」が登場し、SNS上でも話題になっています(すでに販売終了)。

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新商品の「白いポン・デ・いちごみるく」シリーズ(写真:サイゾーウーマン)

公式サイトによれば「白いポン・デ・いちごみるく」は、1年前に発売された「ミスタードーナツ史上例を見ない色と、やわっ、もっちり食感で衝撃を与えた白いポン・デ・リング」をもとに、「白いポン・デ・リングがあったからこそできる、中まできれいなピンク色のいちごみるく風味の生地」を実現しているそう。どんな味なのか気になります!

今回、3種類すべて購入しました。

【ミスタードーナツ】「白いポン・デ・いちごみるく」シリーズは映えビジュアル

「白いポン・デ・いちごみるく」シリーズは淡いピンクのビジュアルが映え間違いなしです。

「白いポン・デ・いちごみるく」練乳&クッキー、少々甘すぎる気も

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「白いポン・デ・いちごみるく」練乳&クッキー(写真:サイゾーウーマン)

まずは「白いポン・デ・いちごみるく」練乳&クッキーから。公式サイトによると「ストロベリーチョコの中には、あまーい練乳クリーム。さらにサクサクなクッキーをトッピング」されており、「やわっ!もっちり!ないちごみるく風味の生地と相性間違いなしのドーナツ」だそう。

食べてみると、トッピングの細かいクッキーがサクサク! それとは対照的な、生地のもちもちの食感が楽しいです。ただし、中に入っている練乳クリームが少々甘すぎる気も……。ストレートティーやブラックコーヒーと一緒に食べるとバランスが取れそうです。

白いポン・デ・いちごみるく」かなり甘党の方向け

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「白いポン・デ・いちごみるく」とろ~りいちごみるく(写真:サイゾーウーマン)

続いて「白いポン・デ・いちごみるく」とろ~りいちごみるくです。公式サイトによると「白いポン・デ・いちごみるく」とろ~りいちごみるくは「やわっ!もっちり!ないちごみるく風味の生地にこだわりのいちごみるくソースをコーティング」されており、「一口でいちごみるくを感じるドーナツ」とのこと。

食べてみたところ、コーディングのいちごみるくソースで手がベタつくのが気になりました。食べるときはそのまま持たず、紙ナプキンなどを使うのがおすすめです。

また、コーディングのいちごみるくソースが、生地のもちもち感とあまりマッチしてないという印象も。そもそもいちごみるくソースの甘さが強く、生地の甘さも強めなので、かなり甘党の方向けかもしれません。

「白いポン・デ・いちごみるく」ダブルいちご、シリーズで一番おいしい

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「白いポン・デ・いちごみるく」ダブルいちご(写真:サイゾーウーマン)

最後は「白いポン・デ・いちごみるく」ダブルいちごです。公式サイトによると「いちごみるく風味の生地に甘酸っぱいいちごソースと、さらに上からストロベリーチョコでコーティング」されているそう。「いちごのへたのチョコをトッピングして、見た目もいちごをイメージしたドーナツ」になっているといいます。

実際に食べてみたところ、中に入っているいちごソースの酸味がアクセントになっていて、甘みのある生地とのバランスがGOOD。コーティングのストロベリーチョコソースの食感と、もちっとした生地の食感との相性が抜群!

「白いポン・デ・いちごみるく」シリーズのなかで一番おいしいと感じました。

【ミスタードーナツ】業績好調の秘訣は話題性のあるメニュー展開?

実際、店舗に訪れて気づいたミスタードーナツの魅力は、店内ショーケースに並んださまざまなドーナツがもたらすワクワク感です。

いろんなドーナツが並んでいると、どれにしようか迷ってしまうことはもちろん、「家族や友人へのお土産にしたら喜んでくれそう」と思わされ、ついついテイクアウトしたくなります。新型コロナウイルス禍に伴う持ち帰り需要で人気が再燃したのも納得です。

加えて、近年は既存メニューをアップデートした「白いポン・デ・いちごみるく」のような期間限定メニューのほか、ポケモンや祇園辻利などとのコラボメニューも積極的に販売するなど、話題性のあるメニュー展開に力を入れています。このように、いつお店に行ってもお客さんが飽きないような工夫をしていることも影響しているかもしれません。

田口るい(ライター)
HIPOHOP系音楽誌の編集部勤務を経て、フリーランスとしてエンタメ系やカルチャー系の記事を執筆。推しはSixTONESのジェシー。

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