1. トップ
  2. レシピ
  3. ベーグルも要注意!? 想像以上に塩分の多い17の食品

ベーグルも要注意!? 想像以上に塩分の多い17の食品

  • 2024.9.28

見かけによらず高塩分な食品こそ要注意!

undefined
Rocky89

ハムやソーセージなどの加工肉、フライドポテト、缶詰スープはどれも塩分が多いことで有名だけれど、多くのレストランが提供する食品を含め、あらゆる食品の製造を手がける食品メーカーは、食品の風味を高めるためにナトリウムを添加することが多いという。そのため、食品を購入するときは栄養成分や原材料名を読んで、不必要な塩分を摂り過ぎないように注意したいところ(1日の塩分摂取量の基準は2,300mg未満)。表示上は、リン酸ナトリウムやグルタミン酸ナトリウムといった別の名前になっていることもあるから気をつけて。ではさっそく、あなたが思っている以上に塩分が多い17の食品と、それらを食べる際のアドバイスをアメリカ版ウィメンズヘルスから見ていこう!

1.クリームチーズのベーグルサンド

carlosgaw

今や朝食の定番ともいえるベーグルには450mgのナトリウムが含まれ、1日の塩分摂取量の約20%に相当する。既に塩分が多いベーグルにさらにクリームチーズやバターを塗った場合には、大さじ1杯につき40〜50mgの塩分を上乗せすることに。

2.ベーコン

Owen Franken

ベーコンは28gにつき約400mgのナトリウムが含まれる。タンパク質を摂るために食べているのだとしたら、考え直したほうがいい。一般的に加工肉はナトリウムの含有量が多いため、新鮮な果物をトッピングした低脂肪ヨーグルトなど、塩分の少ないタンパク質源を選ぶのが理想的。

3.鶏の胸肉

vkuslandia

鶏肉は、料理をする前から塩分を多く含んでいるって知ってた? メーカーによっては、170gにつき800mg以上のナトリウムを含有するものもある。

その理由は、鶏の胸肉の水分を保つために生理食塩水を注入するメーカーもあるから。成分表示をよく読み、余分な塩分摂取を避けていこう。味付けは塩の代わりにハーブやスパイスを活用するのがオススメ。鶏肉の風味がより引き立ち、一層美味しくなる。

4.ベイクドビーンズ

grandriver

驚くほど甘いベイクドビーンズは、一食分あたり約906mgのナトリウムが含まれ、1日の塩分摂取量の25%に相当する。意外?

よりヘルシーを追求するなら、「減塩」と記された缶詰のベイクドビーンズを選択するか、缶詰の豆を購入して、十分に水でゆすいでからベイクドビーンズを手作りするのがベスト。

5.ラビオリ(パスタ)の缶詰

Anna_Shepulova

チーズ入りの食べものは基本的にナトリウムの含有量が高く、ラビオリの缶詰も例外ではない。1缶あたりのナトリウムの含有量は約927mgで、1日の塩分摂取量の38%に相当する。

どうしても食べたいときは、冷凍のラビオリを購入して、ソースとチーズを自分で加えるほうがかなりベター。

6.市販の野菜ジュース

undefined
BHOFACK2

V8の野菜ジュースに含まれるナトリウムは、風味をよくするために加えられているとか。でも、栄養を摂る目的で飲んでいることを考えると、一缶で450mgという塩分量はかなり多いのでは…... ?

7.市販のパスタソース

undefined
Gargolas

市販のパスタソースには、1/2カップにつき約480mgのナトリウムが含まれているため、調味料を付け足そうとなど考えるのはもってのほか。麺料理の風味を底上げしたければ、塩の代わりにハーブやスパイスを使おう。

8.ベジバーガー

undefined
vaaseenaa

ベジバーガーは赤身肉よりも健康的なオプションとしてよく食べられているけれど、パティ一枚に含まれるナトリウムの量は大体540mgなので、バンズやピクルス、調味料を加えて食べるには最適なオプションでないことも。

もちろんベジバーガーのメーカーによって塩分量は大きく異なるため、栄養成分表示を確認してから購入するように。

9.カッテージチーズ

undefined
IndigoBetta

低脂肪のカッテージチーズはヘルシーな朝食に適しているけれど、全脂肪のカッテージチーズには多量のナトリウムが含まれ、1カップあたり約746mgとかなり高塩分。代わりに低脂肪のものを選択するか、頻繁に食べるのを避けるようにしよう。

10.缶詰の野菜

undefined
OlenaMykhaylova

通常、缶詰の野菜には、味や風味を保つためにナトリウムが添加されている。缶詰野菜の利点は新鮮な野菜とほぼ同等の栄養素を得られることだけれど、減塩の缶詰野菜をチョイスするのがもっとも健康的。

参考までに、缶詰のトウモロコシには約540mgのナトリウムが含まれているのに対し、生のトウモロコシには110gあたり約13mgしか含まれていない。

11.シリアル(コーンフレーク)

undefined
Virojt Changyencham

1カップのコーンフレーク (ミルクなし) で摂取する塩分量は270mg (1日あたりの推奨摂取量の12%)。トルティーヤチップス (30g弱で93mgの塩分) よりも大量のナトリウムを含むコーンフレークもあるから、うっかり食べ過ぎないよう、気を付けた方が良いかも。

12.パン

undefined
James Noble

パンが高塩分な食品だと知ったら、あなたはショックを受けるかもしれない。パン一切れにつき200mg以上のナトリウムを含むものもあり、サンドイッチとして食べると塩分が400mgを超えることはざら。

代わりに、全粒粉のパンをチョイスしよう。ナトリウムの含有量が少ない傾向にある。

13.市販のプリン

undefined
miomea

砂糖がたっぷり使われているうえに、実は塩分も高いプリン。1/4カップにつき、140mgのナトリウムが含まれている。デザートとして食べるぶんには、塩分が多すぎるのでは?

14.ポークラインズ(豚の皮を油で揚げたスナック菓子)

undefined
BHOFACK2

ケトジェニックダイエットなど低炭水化物食が普及するにつれ、今や新しい定番おやつとなったポークラインズ。だが、このカリカリ食感のスナック菓子にも大量のナトリウムが使われており、その量はなんと一食あたり約515mg!

塩分が多めのスナック菓子を楽しみたいときは、水を十分に飲むことを忘れないでいよう。

15.トルティーヤ

undefined
BHOFACK2

小麦粉のトルティーヤには約950mgのナトリウムが含まれているため、フィリングを加えればあっという間に塩分量が爆上がりする。タコス好きな人は、代わりにナトリウムの含有量が少ないトウモロコシや全粒粉のトルティーヤをチョイスするといい。

16.ホットプレッツェル

undefined
BHOFACK2

さっと食べられる軽食にもってこいのプレッツェルだけれど、塩分が多いのが唯一の弱点。それは、表面に振りかけられたソルトのせいじゃない。

プレッツェルの生地には既に約925mgのナトリウムが含まれている。一人前をすべて食べ切るよりも、友達と分け合って食べるほうがオススメ。

17.ザワークラウト

undefined
margouillatphotos

プロバイオティクスを豊富に含むザワークラウトは、発酵食品で腸を元気にしてくれることから人気がずっと右肩上がり。

とはいえ、実際には1カップにつき約939mgのナトリウムが含まれているため、頻繁に食べるのはあまりよくない。たとえ体にいいものであっても、食べる量はほどほどに。

※この記事は当初、『Prevention US』に掲載されました。
 
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: SARA SHULMAN Translation : Yukie Kawabata


Sara ShulmanContributor
Sarah is a Florida-based freelance writer and personal trainer whose work has appeared in Business Insider, Well + Good, Men's Fitness, TripSavvy, and more.

川畑 幸絵翻訳者
短大卒業後バンクーバー、メルボルンで2年留学した後、外資系客室乗務員として勤務。2018年に退職後、翻訳者としてフリーランスに転身。アメリカで統合栄養学を学んだ経験もあり。

元記事で読む
の記事をもっとみる