奴隷の少女が売られた先は学者一族の家。のちに後宮へ入り“魔女”と呼ばれる少女の物語／天幕のジャードゥーガル①

『天幕のジャードゥーガル』（トマトスープ/秋田書店）第1回【全9回】13世紀、イラン東部の街トゥースにて、学者の家系へ引き取られた奴隷の少女・シタラ。当初は勉学に興味がなく脱走を試みたものの、主人のファーティマやその息子ムハンマドに勉学の大切さを教えられ、徐々に知識を深めていくように。平穏な日々の中、突如街が地上最強の大帝国モンゴル帝国に襲われ、シタラは捕虜としてモンゴルへ向かうことになり――。歴史マンガの麒麟児・トマトスープが紡ぐ『天幕のジャードゥーガル』で、広大な大帝国を揺るがす女性たちの物語をお楽しみください。