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【3~5歳】こどもと一緒に楽しくアート鑑賞する方法

  • 2024.9.19
出典:ぎゅってWeb

日々、4歳ムスメと楽しめるアートを探しています、きゃんです。2歳頃から美術館やアートイベントに一緒に行くようになって2年。この2年間の試行錯誤でできてきた「こどもと楽しむアート鑑賞方法」をご紹介します。あくまでわが家流です。

まず観に行くところ選びは…

まだ4歳。どうしたって騒いでしまいますので、多少騒いでも許容範囲のところを中心に選んでいます。

・こどもを対象とした美術館や企画展
・いわゆる普通の美術館でも「こども参観デー」
・子連れも多い「デジタル系」
・アートイベント系
が大丈夫なことが多いかなと思います。

もちろんこどもの個性によって違ってきますので、とりあえず色々行ってみて、こどもの傾向を探ることが大事です。ムスメの場合、デジタル系は大好きなはずなのですが、イマーシブ美術館のゴッホ企画の時は怖いと泣き叫び5分と持たず退出。重い色調の油彩画が動いて迫ってくる感じが怖かったようで、こういった傾向を少しずつ掴んでいって“はずれ”を減らしていきます。

アートイベント系は先日ご紹介した「大地の芸術祭」のような屋外アートが特におすすめです。声は気にしなくていいですし、身体もたくさん動かせます。アートに飽きたら自然観察もできます。

出典:ぎゅってWeb

都内だとなかなかこの規模ではありませんが、今月は「ムーンアートナイト下北沢」や「六本木アートナイト」が開催されていますので、街歩きをしながら子連れアートを楽しめますよ!

こどもと一緒に楽しむ鑑賞方法

まず大前提として展示作品をすべて観ようとしないことがポイント。こどもが関心を持った作品を中心に観ていきます。

ちなみにこの鑑賞スタイルは学生時代の博物館学の授業で聞きました。展示室に入ったらまず作品を見回して観たいと思った作品に直行、そしてじっくり観ます。見回せない場合は、観たいと思った作品の前でだけ立ち止まります。

こどもが関心を持ちやすい体験型の作品は、体験させるがままにしています。鑑賞型の時は、こどもの反応によって、遊びの要素を取り入れます。

遊び感覚で鑑賞1:展示室内で観たい作品が定まってなさそうな時

出典:ぎゅってWeb

ムスメが展示室入口で立ち止まってしまったり、逆にぐるぐると歩き回って作品の前で立ち止まれなくなっている時は、「この部屋で一番好きなのはどーれ??」と声を掛けます。この時はわたしもパパも好きな作品を選び、全員が選び終わったら順番にどこが好きで選んだか、感想を言い合います。

感想と言っても「このモチーフが好き」「この部分の色合いが好き」など簡単なもの。それでもムスメ本人が好きなものは何か自覚できますし、お互いの好きなものがわかるのが嬉しいらしく、大抵ムスメのリクエストで5番目まで好きな作品を選ぶことになります。

この観方をする時は、作品数がある程度ある時が多いです。

遊び感覚で鑑賞2:作品のどこを見るのかが定まってなさそうな時

出典:ぎゅってWeb

例えば部屋一面の大作が展示されていて、どこを見ていいかわからなくなっていそうな時や、描き込みが多い作品の時は「何が描かれているか教えてくれる??」や「〇〇を探してみよう!」と声を掛けます。

こうするとムスメは夢中になって色々と探しては教えてくれます。抽象絵画の場合でも「ここには△△みたい」などと自分なりに何かを見つけて楽しんでいます。

余談:日常でもアートに触れる

出典:ぎゅってWeb

日常生活ではこども向け美術本を一緒に見ることがあります。小学生向けなのでまだ内容は読みませんが、一緒にパラパラとめくって「どの絵が好きか」を選んでいます。次の美術館選びのヒントにもなりますよ。大人としてもこどもと遊びながらこっそり美術雑学を増やせて一石二鳥なのでおすすめです。

芸術の秋、大人もこどもも気軽にアートを楽しみましょうー

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<ぎゅってブロガー/きゃん>

■4歳娘+娘溺愛パパと3人暮らし ■保育園お墨付き!繊細娘の声掛けに悩んで【チャイルドコーチングアドバイザー】取得 ■【アンガーマネジメントキッズインストラクター】資格も持っていたり ■基本的には出不精なのですが、、今だからこそ行けるところには行っておきたい!日々ムスメとのお出掛け先を探しています

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