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【MLB】ブルワーズが球団史上初の“中地区2連覇” 全球団トップの得失点差「+134」でポストシーズン一番乗り

  • 2024.9.19
ブルワーズの主砲、ウィリー・アダメス(C)Getty Images
SPREAD : ブルワーズの主砲、ウィリー・アダメス(C)Getty Images

ナ・リーグ中地区首位のブルワーズは18日(日本時間19日)、本拠地でのフィリーズ戦を前に今季の地区優勝が決定。この日の試合前、同地区2位のカブスがデーゲームで敗れたため、球団史上初となる2年連続の地区制覇を成し遂げた。

■投打でバランスがとれたチーム編成

今季のブルワーズは、前年にベンチコーチを務めたパット・マーフィーが新監督に就任。投打ともにバランスのとれた布陣で、前半戦を55勝42敗で折り返すと、8月は19勝9敗の快進撃で中地区首位を快走した。
チーム打率.250は全30球団中8位で、主砲のウィリー・アダメス内野手が32本塁打109打点をマーク。加えて、開幕戦でメジャーデビューした20歳のジャクソン・チョーリオ外野手は137試合に出場し、打率.273、21本塁打、77打点、20盗塁、OPS.801を記録。史上最年少の「20-20」を達成して話題を呼んだ。チーム盗塁数197個は30球団中3位で、2桁盗塁7選手を擁する機動力も武器のひとつだ。
また、リーグ屈指のブルペン陣も魅力で、リリーフの平均防御率3.20は30球団中2位でリーグトップ。チームの得失点差「+134」は、強打のヤンキースやドジャース、フィリーズら各地区の首位を抑え、メジャーで堂々のトップに立っている。(※いずれの記録も19日試合前時点)
この日は中地区2位のカブスがデーゲームで敗れ、試合前に2年連続の地区優勝が決定。1969年の球団創設以来、初の快挙を達成した。強豪揃いのナ・リーグで、一番乗りにポストシーズン進出を決めたブルワーズ。バランスのとれた編成で、短期決戦の台風の目になりそうな存在だ。

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