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<店員にモヤっと>息子がお小遣いを握りしめ「この本ください」→ 店員が返したあり得ない言葉

  • 2024.9.19

お小遣いをもらいはじめた子供にとって、買い物はドキドキの体験でしょう。ただ最近は「子供に買い物をさせにくい店が増えている」と筆者の友人Aさんは話します。どういうことなのかAさんから話を聞きました。

画像: <店員にモヤっと>息子がお小遣いを握りしめ「この本ください」→ 店員が返したあり得ない言葉とは?

お小遣いを握りしめて

Aさんは小学校3年生の男の子Bくんを育てる主婦です。恐竜が大好きなBくんは、新しく発売された恐竜の図鑑が欲しいからと、毎日お手伝いを頑張り、お小遣いをコツコツ貯めていました。

そしてやっと貯まった3千円。BくんはAさんに「これで図鑑を買いたいから、本屋さんに連れて行って!」と頼みます。そこでAさんは近所に新しくできた書店に、Bくんと一緒に行くことにしました。

ガラガラな書店

書店に着いたAさん親子。そのとき店内はガラガラでした。

すぐにお目当ての図鑑を探しますが、なかなか見つかりません。そこで店員に図鑑の場所を聞こうとしますが、店員は「いらっしゃいませ」も言わず、他の店員とおしゃべりに夢中です。

「なんかこの店モヤモヤするな……」

そう思いながら、なんとか自力で図鑑を見つけたAさん親子。Bくんは「自分で買い物してみる!」と笑顔でレジへ向かいました。

信じられない店員の対応

「これください!」

Bくんはキラキラした瞳で、図鑑を店員に差し出しました。すると、店員がため息をついてこう言ったのです。

「今忙しいので、隣のセルフレジでどーぞ」

Bくんは一瞬「えっ!?」と固まりました。その後、店員はというと、また他の店員と笑いながら「バイトの後どこ行くー?」などと私語を始めたのです。この店員の態度に、Aさんは唖然としました。

結局、Bくんと一緒にセルフレジで会計を済ませたAさん。本当は自分で買い物をさせてあげたかったのに……。Aさんはとても残念に思いました。

セルフレジの是非

混雑緩和や衛生面などからメリットが多いセルフレジ。しかし、子供にとっては難しいのも事実です。

また親心としては、店員と直接やりとりをする経験をさせてあげたかったのが本音です。セルフレジの普及で、そういった機会が奪われていることに寂しさを感じてしまいます。

さらに今回のケースでは、客の気持ちを無視した店員の態度も許せません。忙しかったなら仕方ないかもしれませんが、店員同士での私語を優先し、レジを断るとは。セルフレジだけならともかく、有人レジもある場合は、客側に選択の自由を与えてほしいと思いました。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2023年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

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