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人生に迷いながらも、30歳までの5年間にやりたい5つのこと

  • 2024.9.20

私は現在24歳。春が来れば、25歳になろうとしている。だけど心は、まるで高校時代辺りから止まっているような感覚だ。

20代でしたいこと。このテーマを見つけたときに、もう20代が5年弱しか残っていないということを実感した。なので、これを機に具体的に何を成し遂げていきたいのかを明確に書こうと思う。

◎ ◎

まず、25歳になる前までに京都一人旅を実行する。というのも、私は昔から京都をじっくりめぐることが夢だったからだ。小学校の修学旅行で訪れた際に感動した三十三間堂にもう一度行くことが夢だからだ。これは、早ければ来月中に実行しようと思う。

2つ目に、月に3冊以上本を読み、その感想をしっかり書き残しておくということだ。本は読んだだけでは財産にならない。その本から何を得たのかをしっかり記録し、あとからでも見返せるように書き留めておいてはじめて「読んだ」と言えるのではないかと思うから、1冊1冊を大切に読んでいきたい。できれば、アガサクリスティーのミステリーをすべて読破したいという目標もある。

3つ目には、アンティーク家具を手に入れたいということだ。最近、胸がときめくモノ・コトを大切にしていきたいと強く思うようになった。だけど人は時に1番近づきたいものから1番遠ざかる行動をとる傾向にあると気が付いた。唯一、20代前半で得た知見だ。

だからこそ、自分の本当の心に向き合って、何が好きでどんなものに心が締め付けられるのか、しっかり考えて手に入れていきたいと思うようになった。といってもアンティーク家具は高いけれど、今欲しいものはリビングに置くチェスト、それからおしゃれなステンドグラスの卓上ライト。イギリス風の雑貨に囲まれて30代を迎えられていたらいいなという夢がある。

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4つ目に、自分の将来の夢に合う行動を選んでいたいということだ。今私は、自分自身でお店を構えたいと漠然と思っている。どんな家具を置こうかとか、そこに大学生のアルバイトさんを雇って……とか。

イメージしているのは、共通の趣味を持つ人がひとつの場所に集まって何かができるような、空間をつくりたいという夢だ。編み物でもいい、座談会でもいい、そんな温かみのある「居場所」を作ることが今の夢だ。そこにはアンティーク家具を置くのだ。みんなで紅茶を飲みながら平日の昼からゆっくり息抜きをするのだ。

温かい日差しが差し込んでいて、そこには私が今まで読んできた本が自由に読めるように置いてある。人生に疲れた今の私のような子が来るときもあるだろう。人生の先輩のような、マダムが来るときもあるだろう。子育てが一段落した主婦が来ることもあるだろう。

そんな空間を提供する日を迎えるためにつながる何か一歩を私は20代のうちに踏み出したいと思う。

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最後に20代でしたいこと。それは、今の私みたいな人に出会うということだ。そして、彼女に自分が昔かけてほしかった言葉を沢山アドバイスし、背中を押してあげられたらと思う。

私は現在、人生をとても迷っている。前進も停滞もしない日々に、ただ雇われの身で社会人3年目の夏を過ごしている。あと何度登れば、「終わり」が来るのかなと感じながら、職場までの坂道を上る毎日。終わりも何も、だれも決めてなんかくれない。

だからこそ、自分で自分の進路を決めないといけない。昔は時間割があって、中高は3年間という「期限」があった。悠長に続くように見えた部活でさえも、2年と少しやれば勝手に「引退」という形があった。

だけれど社会人の今は、時間がただ無為に流れていくようで、その使い方を誤ると自分の人生ではない人生を生きることになってしまう。だからこそ、20代を懸命に生きたい。自分の心に素直に。決して、「違うこと」をしないように生きていきたい。

■ももりんのプロフィール
本が好き。保育士をしています。

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