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「モテない地味女が」同窓会で私を見下す性悪女子。彼氏が登場した結果…仰天の結末に!?

  • 2024.9.19

私はスタイリストとして働く26歳。昔から自分が着飾ることには興味がありませんでしたが、誰かを美しくすることが大好き。高校卒業後は服飾専門学校に通い、今では人気モデルや俳優が所属する事務所と専属契約をしています。そんなある日、高校の同窓会に参加し……。

同窓会でA子と再会

高校の同窓会当日。仲良しだった子たちと久しぶりに会って、楽しい雰囲気で会がスタートしました。私がわいわいとおしゃべりに花を咲かせていると……。

「あら~久しぶり。地味子じゃん!」

もっとも再会したくなかった女性である、同級生のA子が登場。高校時代、彼女は一方的に私をライバル視し、何かにつけては私の見た目に文句を言ってくる人でした。

「それにしても地味な服〜。陰キャは健在ね!」

高校卒業後8年が経過し多少は大人になったかと思いきや、その様子はありません。

私の夢をバカにするA子

私の容姿をいじってきたと思えば、A子はどこで聞いたのか近々実現する私の「夢」についてからかってきました。

「そういえばあんた、生意気にも一軒家を買うんだって? モテない地味女が一軒家を買うとか、無駄な買い物じゃん!」

あきれて返答できずにいると、A子は勝手な思い込みで続けます。

「あー、むしろひとりだから家を買っちゃうんだ? 買ってくれる結婚相手なんか現れないもんね。寂しいやつ~」

さらにA子は、嫌味に加えてとんでもない行動に。「ごめんなさ〜い」と言いながら、あろうことか私のワンピースにワインをかけてきたのです。

「ちょっと、何するの!」

あまりの非常識さに、さすがに堪忍袋の緒が切れそうになった瞬間……。

私の彼氏が登場!

「ごめんな、遅れちゃって!」

背後から声が聞こえ振り返ると、そこには私の彼氏が。しかも私をバックハグしてきます。それを見たA子は大仰天。

「な、なんで、全女子の憧れイケメンが、じ、地味子をハグ!?」

彼は照れもせずみんなの前で堂々と宣言しました。

「僕たち付き合っているんだよ、知らなかった?」

同級生だった彼は、高身長でイケメン、バツグンの運動神経、やさしくて頼れる存在で、学生時代からモテモテの男子。それどころか現在は、超売れっ子のモデル兼俳優なのです。

そして彼は、険しい表情でA子を問い詰めます。

「いろいろと目撃したよ。僕の彼女に何てことをするんだ!」

A子は「だってこの子、結婚相手もいないくせにいきなり一軒家を買うとか言い出すから……。地味子は何もできない安月給の会社員でしょ? 家を買って後悔しないよう、やさしい私が忠告してあげて……」

「安月給の会社員? 彼女は売れっ子のスタイリストだよ。うちの事務所が専属契約をお願いしているくらいね」

目をひんむいて後ずさりしたA子。その様子を見て、彼は再び口を開きました。

「それに、彼女は俺と結婚するけど?」

「「え?ええええええっ!!」」

これにはA子だけでなく私もびっくり。彼と結婚の話などしたことがなかったからです。

彼から公開プロポーズ!?

固まっている私に向かって、彼はなんと公開プロポーズ!

「付き合ってもう2年だろ? きみとは一生一緒にいたいって思っているんだ。もっとちゃんとした場でプロポーズしたかったんだけど、ひどいことをされているのを見て悔しくなって……。僕と結婚してくださいっ!」

もちろん私は二つ返事でOKしました。A子は歯ぎしりしながら悔しがっています。

「ちょ、ちょっと! 何を盛り上がっているのよ! 地味子が幸せになるなんて絶対に認めないわよ!」

「あなたに認めてもらわなくても別にいいけど……。あっ、でもこのドレス、シンプルだけど上質なブランドのものなの。わかる人にはわかるわ」

A子は、文字通り顔から火が出るくらい真っ赤になり、逃げるように同窓会会場を去っていきました。

突然のプロポーズでしたが同窓会から数日後、彼は私の両親にあいさつ。私も彼の両親に会い、無事に入籍し夫婦になったのでした!

【取材時期:2024年8月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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