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ジェナ・オルテガ、女性版ジェームズ・ボンドを観たいと思わない

  • 2024.9.18
Jenna Ortega attends the UK Premiere of "Beetlejuice Beetlejuice" at the Cineworld Leicester Square on August 29, 2024 in London, England.

ジェナ・オルテガが、女性を主人公にした新しいシリーズの必要性を説いた。ティム・バートン監督の最新作『ビートルジュース ビートルジュース』に出演する彼女は、女性版『シザーハンズ』のオファーがあったら引き受けるかと「MTV」のインタビューで問われ、こう答えている。

「最近、女性を主人公にした作品が増えているのはうれしいですし、特別な作品になると思います。だけど、そもそも女性を主人公にしたシリーズがあるべき。スピンオフは好きじゃありません……。『ジェイミー・ボンド』を観たいとは思わない。独自のカッコいいキャラクターを観たいです」

『ジェイミー・ボンド』とは、女性版ジェームズ・ボンドのこと。2021年に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でダニエル・クレイグがボンドを卒業して以来、『007』シリーズの主人公に女性を起用すべきではないかという議論が巻き起こっている。『ノー・タイム・トゥ・ダイ』には、引退したボンドの後任として、ラシャーナ・リンチ演じる007が登場したこともあり、女性版ボンドを望む声や名乗りを上げる女優がいる一方で、Mを演じたジュディ・デンチアナ・デ・アルマス、ダニエルなど、異論を唱える人も多い。

長年シリーズのプロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリは、「女性がジェームズ・ボンドを演じるべきとは思わないから、次のボンドも男性になると思います」と『ハリウッド・リポーター』のインタビューで言及している。「単に男性の役を女性が演じるのではなく。女性のキャラクターを作るべきだと信じています。女性のすばらしい役どころは、まだまだ十分にない。女性に向けた女性の映画を作ることは、私にとってとても重要です」

Text: Tae Terai

Photo_ Francois Duhamel/Columbia Pictures/Everett Collection/amanaimages
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