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ゲイリー・オールドマン、ドラマ版「ハリー・ポッター」では「ダンブルドアを演じるかも」

  • 2024.9.18
Gary Oldman at the 76th Primetime Emmy Awards held at Peacock Theater on September 15, 2024 in Los Angeles, California.

映画『ハリー・ポッター』シリーズで、シリウス・ブラックを演じたゲイリー・オールドマン。『窓際のスパイ』でエミー賞にノミネートされていたゲイリーは、9月15日(現地時間)に開催された授賞式のレッドカーペットで、「インディワイア」の記者からシリウスを再演する用意があるかと聞かれ、「誰からも連絡はきていない」と否定し、こう続けた。「金を賭けても良いけれど、彼らはキャストを総入れ替えて作るだろう。もしかしたら数年後には、ダンブルドアを演じるかもしれない」

映画シリーズでゲイリーが演じたシリウス・ブラックは、主人公ハリーの名付け親でもある悲劇のキャラクター。純血主義の家に生まれながらハリーの父親の親友となり、友人の裏切りで長く刑務所アズカバンに収監されるも脱獄し、陰日向にハリーを支えた。映画版では、第3弾『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)に初登場するも、『炎のゴブレット』(2005)を経て、『不死鳥の騎士団』(2007)で殺されてしまい、『死の秘宝 PART2』(2011)ではフラッシュバックで登場する。

ゲイリーは以前、ポッドキャスト「Happy Sad Confused」で、自分の演じたシリウスは「平凡だった」とコメントし、後にその真意について次のように弁明している。「原作は厳封され、秘密で覆われていた。最初から知っていたら、(シリウスの登場する)5巻すべて読んでいたら、キャラクターの運命を知っていたら、違うアプローチをしていただろう。視点も色付けも違ったと思う。シリーズに参加したとき、僕が知っていたのは『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のシリウスだけだった」と述べていた。今回のインタビューでは、「大好きだ」だというシリウスについて、「彼は映画で十分に描かれなかった。現れたと思ったら、すぐに消えてしまった」と改めて無念さを口にしている。

ドラマシリーズはこれまでの報道によると、J・K・ローリングの原作1巻ごとに1シーズンを費やして全7シーズンを制作、原作本に忠実にドラマ化するとされる。先日、HBOはドラマ版キャストの公開募集を開始。「包括的で多様性のある配役に注力」し、「すべての役どころにおいて、特に記述のない限り、民族や性別、障害、人種、性的嗜好、性自認ほか、法で保護されているいかなるアイデンティティにかかわらず、適したパフォーマー」を起用する方針だとしている。

Text: Tae Terai

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