【北海道の天気】19日はより涼しく…週間天気予報とポイントを気象予報士が解説

北海道のあす19日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃（こだま・あきら）
気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

きょう18日は、本州から来た方は、北海道涼しいなと感じていると思います。ただ道民は日差しが暑いと感じましたね。
この日差しと上空の暖かい空気の影響で、18日は全道的に気温が上がりました。

18日の最高気温は17日より高く、平年よりも4度前後高くなりました。25度くらいのところが多かったですね。網走は6日ぶりに、札幌や函館も5日ぶりに25度以上の夏日になりました。

18日午後5時の雲の様子です。北海道の南の地域を中心に雲が広がっています。
ただ薄い雲で雨を降らせるものではありません。このあと徐々に南下し、北海道から離れます。
18日は満月です。夜は広く月が見られますよ。夜に晴れると地表の熱が上空に逃げて、あす19日朝は冷えるところもありそうです。

あす19日の天気と気温です。
各地で晴れ間があるでしょう。最低気温は18日朝と同じかやや低く、稚内や帯広は18日朝より6度も低くなります。最高気温は宗谷やオホーツク海側で18度くらいと涼しくなり、日中でも羽織るものが必要です。

あす19日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
朝から晴れるでしょう。強い日差しで函館の最高気温は28度。広く紫外線と暑さ対策が必要です。札幌は24度ですが、北風が少し涼しく感じられそうです。

道北・空知です。
早朝は雲に覆われ、名寄などでにわか雨があるでしょう。落雷や突風にも注意してください。日中は晴れて、内陸では汗ばむ陽気です。

道東・オホーツク海側です。
朝までオホーツク海側で通り雨があるでしょう。その後は晴れて太平洋側は暑くなります。オホーツク海側は北風がやや強く、日中でも気温は20度に届きません。## 19日からの北海道の週間天気予報

帯広駅前の温度計は25度をさしています。気象台の観測では23度くらいです。18日夜はグッと気温が下がります。また週末は日中でも涼しくなるので、体調管理に気を付けてください。

週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
金曜は午前を中心に雨が降り、金曜午後は北風が強まります。北から冷たい空気が入り、3連休は晴れても涼しく、朝晩は内陸で一ケタの寒さです。

つづいて、太平洋側です。
こちらも金曜は午前を中心に雨で雷雨にも注意してください。3連休は土曜と月曜は晴れますが、日曜は雨が降り、帯広の日曜の最高気温は15度の予想です。

19日の札幌です！
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします！

昼はベンチでお弁当を食べていて過ごしやすそうですが、夜は羽織るものが必要ですね。
19日も晴れるのですが、午後は風が少しだけ強まり、18日より涼しく感じられそうです。午後6時には20度を下回るので、帰りが遅くなる方は上着が必要です。

文・イラスト： HBCウェザーセンター気象予報士児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ！」の番組内でも独特（？）なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設！予報士のゆる～い日常も見られますよ。

連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。

※18日（火）午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。

編集：Sitakke編集部IKU