このお話は、著者・キリギリスRIN(@kirigirisrin)さんの長男が、学年で有名な問題児と同じクラスになったときの体験談が描かれています。長男に学校での様子を聞いてみると、たびたび「椅子を蹴られることがある」とのこと。そして、授業参観に行くと、揺れている長男を目の当たりにします。キリギリスさんは、思い切ってPくんに話しかけてみます…。『効果があった問題児対策』をダイジェスト版でごらんください。
授業参観で「笑顔の圧」
学年で有名な問題児・Pくんの話を、ママ友から聞かされていたキリギリスさん。今年、クラス替えで初めて同じクラスとなりました。さりげなく、学校での様子を長男に聞いたところ、たびたび「椅子を蹴られる」とのこと。ですが、長男はほとんど気にしておらず、キリギリスさんも様子を見ることにします。
そして、授業参観の日がやってきました。Pくんに声をかけるチャンスがあり、思い切って話しかけます。ですが、直接「やめて」などと言うのではなく、意味深な言葉と笑顔で圧力をかけたのです。すると、効果テキメンだったようで、その後長男が揺れることはありませんでした。
さらに、「笑顔の圧」の効果は、その後も長く続きます。
母の一言で子どもの交友関係が改善
キリギリスさんの息子とPくんの交友関係は改善し、仲良く過ごしているようです。ですが、まわりから聞くPくんの評判は相変わらず…。手が出てしまったり、ジュースをおごらせたりと、問題は絶えないようです。また、Pくんの母親へ抗議しても話は通じないようですね。
わが子を守るために、親ができることとは?
子どもの交友関係に、どこまで親が口出しをするべきか、悩まされることがありますね。友だちとケンカをする経験も、子どもの成長には欠かせない面もあります。ですが、手が出てしまったり、お金が絡んだりするトラブルは避けたいもの。やむを得ず、親が介入しなくてはいけない場面もあります。
本作では、学年で有名な問題児と同じクラスになり、子どもの交友関係に悩まされた体験談が描かれています。子どもがツラい目にあってしまったら、親は相手の子どもをキツく𠮟ってしまうことがありますね。ですが、𠮟ることが逆効果になってしまうことも。まずは、大人が冷静になることが必要ですね。
もしも、問題児と同じクラスになり、わが子が嫌がらせをされたら、あなたならどうしますか?学校や相手の親に抗議しますか?もちろん、親が介入しなければいけない場合もありますが、キリギリスさんのように「笑顔の圧」が効果的な場合も。1つの対処法として、覚えておきたいですね。
著者:ももこ