プロの料理人が伝授！『さつまいもといかの炒めもの』【分とく山・野崎洋光さんレシピ】

少しずつ秋めいてくると、恋しくなるのがさつまいもですよね。

名店「分とく山」の総料理長・野崎洋光さんがさつまいもと合わせるのは、プリっと柔らかなするめいか。シンプルな味つけで、さつまいもの甘みといかのうま味を存分に堪能できます。

素材が引き立つプロの絶品レシピ、必見です！

『さつまいもといかのしょうがじょうゆ炒め』のレシピ

材料（2人分）

さつまいも……200g
するめいか（内臓を取ったもの）……1ぱい分（約100g）
ねぎ……1本（約100g）
セロリの茎……1本分（約90g）

〈A〉
しょうがのすりおろし……小さじ2
薄口しょうゆ……大さじ1と1/3

こしょう……少々
サラダ油……大さじ2

作り方

（1）さつまいもはよく洗い、皮つきのまま長さ5cm、5mm角の棒状に切る。ねぎ、セロリは幅5mmの斜め切りにする。

（2）いかの胴と足は熱湯でさっと湯通しして冷水にとり、水けを拭く。胴はえんぺらとともに幅1cmの輪切りに、足は目とくちばしを取って吸盤をこそげ、1本ずつに切る。

POINT
いかはあらかじめ熱湯でさっと湯通しすることでアクが取れ、身が締まって切りやすくなります。炒め時間も短くなるので、堅くなってしまう心配もありません。

（3）フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、さつまいもを2～3分炒める。ねぎ、セロリを加えて炒め、油が回ったらいかを加えて1分ほど炒める。〈A〉を加えて炒め合わせ、こしょうをふる。


さつまいものほっくり感とセロリのシャキシャキ、いかの歯ごたえが絶妙なハーモニー！
しょうがの香りも食欲そそって、ご飯に合う。うま味と栄養たっぷりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

教えてくれたのは……野崎洋光さん

東京・広尾の日本料理店「分とく山」総料理長。素材と向き合うことで生み出した、これまでの常識にとらわれない和食のレシピが好評。雑誌へのレシピ提供やテレビ出演、食に関する講演など、多数のメディアにも出演。