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「イマーシブ・フォート東京」にゾンビ大量発生 ハロウィーンイベントを体験した

  • 2024.9.18
「イマーシブ・フォート東京」に大量発生したゾンビたち
「イマーシブ・フォート東京」に大量発生したゾンビたち(J-CASTトレンド)

東京・お台場にあるテーマパーク「イマーシブ・フォート東京」では、「#イマハロ(イマーシブ・フォート・ザ・ハロウィン)」を2024年9月13日~11月30日、開催している。入口にカボチャのランタンが飾られ、楽器を弾く骸骨が居たりと雰囲気満点だ。

イマーシブ・フォート東京は、参加者(客)自身が物語の世界観に入り込んだかのような体験ができるのが特長。参加者も物語の一員となり、アトラクションが進行される様子を楽しめる。J-CASTトレンドでは「#イマハロ」を取材した。

仮装した「イケている」人が選ばれる

まずは「熱狂!ハロウィン仮装パーチー」だ。ハロウィーン期間中、仮装をして入場することができる。

ここでは、「イマーシブ・フォート東京」内に設置されているアトラクション「フォルテヴィータ事件簿」に登場するキャラクター「フェルッチョ」が、ゴールデンプラザ(イマーシブ・フォート東京内にある地区)に登場。大仮装パーティーを行い、その中でフェルッチョが「イケている」人を選びステージに呼び込むというもの。

この日は、フェルッチョがピックアップした最終3組がステージに上がり、「はい、ポーズ」との掛け声と共に、皆、違ったポーズを披露。頬に手を置いたかわいいポーズを決めた組が、最優秀賞に輝いた。受賞者はマイクが渡されると、「めっちゃうれしいです」と喜んでいた。

その後、ダンサー達が登場し、最優秀賞のポーズを取り入れたダンスを一緒に踊る。最後は歌手も現れて、歌とダンスで会場を盛り上げた。

「ハロウィン・マスカレード」も、「熱狂!ハロウィン仮装パーチー」と同じくゴールデンプラザで行われる。仮面舞踏会をイメージしたショーで、開始前に配られるマスカレードマスク(仮面)を装着した客が、円になってダンサーと共に踊るアトラクションだ。

スパンコールを着けた衣装のダンサーと、ヴァイオリンやサックス奏者、それに歌手が現れる。客は、ダンサーの指示する動きに合わせて飛び跳ねたり、円になって回ったりする。2人1組に分かれて、客とダンサーがパートナーとなって社交ダンスを楽しむシーンもあった。

ショーの最後には、花吹雪が舞う。華やかなステージだった。

どのエリアにもゾンビが徘徊

17時になるとゴールデンプラザの雰囲気は、華やかな明るい雰囲気から打って変わる。ふと天井を見ると、「ゾンビウイルスがまん延している」とのニュース映像が映し出された――。

警報が鳴り響く。ゾンビと自衛隊隊員に扮した役者が現れ、戦いが始まった。大変だ......。生存者にゾンビが食らいつき、その人がゾンビになるシーンも。同時に会場の照明も赤く、薄暗くなってくる。記者もドキドキするなか、参加者は「安全な場所」へ誘導された。

ゴールデンプラザから出てきたゾンビは、イマーシブ・フォート東京内に散らばり、どのエリアにも現れる。閉館の20時まで徘徊を続けているそうだ。ただし、特に攻撃してくるわけではない。

3階にある「ゾンビエリア」では、ゾンビウイルスを無効化するワクチンを探すアトラクションに参加できる。ワクチンを探すミッションがすべてクリアされると、全てのエリアのゾンビがワクチンによって人間に戻ることができる、というものだ。

記者は、「研究所の倉庫エリア」でワクチン探しに参加した。ゾンビは「大きな音」に反応するそうなので、音を立てず静かにワクチン入りアタッシェケースを探す。ゾンビが群がっている場所があり、そこで無事、見つけた。これで、ゾンビウイルスを無効化できた。

イマーシブ・フォート東京の広報によると、「新たなハロウィーンの聖地」作りたいという思いのもと、各アトラクションの制作に至ったとの話だった。

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