悲劇…リヴァプールファン、CLミラン戦前に高速道路で撥ねられ死亡　救護しなかった親子は告訴か

Text by 井上大輔(編集部)

17日にミラノで行われたミラン対リヴァプールのUEFAチャンピオンズリーグ。

『Corriere della Sera』によれば、この試合を観戦するためにイタリアを訪れていたリヴァプールファンが死亡する悲劇があったという。

亡くなった51歳のアイルランド人男性は、マンチェスターからイタリアのベルガモに到着したばかりだった。事故は16日～17日にかけての深夜に高速道路上で起きた。死亡した男性はパスポートのほかに、試合のチケットも所持していたとのこと。

当該男性は宿泊先のホテルに向かおうとして、高速道路を徒歩で横断していた可能性があるようだ。車に跳ねられる前に三車線を横断していたというが、地元警察は男性の精神状態に変化がなかったかも捜査している。

また、男性と空港で会ったと思われる親子2人も道路を横断しようとしていたが、彼らは引き返した後にその場を立ち去った。目撃者が通報したことで当局が身元を特定しており、2人は救護を怠ったために告訴されうるとのこと。

なお、遠藤航も出場した試合は3-1でリヴァプールが逆転勝利している。