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樋口幸平、念願だったファースト写真集の自己評価は1000点満点中“900点”「残りの100点はファンの皆さんに委ねます」

  • 2024.9.18
ファースト写真集を発売する樋口幸平にインタビューを敢行! 撮影=友野雄
ファースト写真集を発売する樋口幸平にインタビューを敢行! 撮影=友野雄

【写真】“異次元のスタイル”際立つ…樋口幸平の全身ショット

樋口幸平にとって初の書籍となるファースト写真集「treasure-宝物-」が9月20日(金)に発売となる。2020年に芸能界デビューを果たし、スーパー戦隊「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(2022~2023年、テレビ朝日系)で主人公・桃井タロウ/ドンモモタロウ役に射止めると、以降「体感予報」(2023年、MBSほか)で主演を務めるなど、話題作に出演。アジア圏でも⼈気急上昇中の彼に、写真集への思いを聞いた。

写真集出すことは「実現したいと思っていたことの一つ」

――写真集の発売が決定したときの心境はいかがでしたか。

写真集を出すことは、この仕事をする上でひとつの大きな夢だと思います。この世界に入って、実現したいと思っていたことが一つかなった!とすごくうれしかったです。今回の写真集では自分の今を切り取った“ありのままの姿”を見てほしいと思って撮影に挑みました。

――ファンの方からもたくさんのリアクションがあったのでは?

SNSなどを通じてたくさんのコメントをいただきましたし、先日開催したファンミーティングでは、イベントに参加したファンの方にだけ写真集で使用したカット数枚を公開したんです。そのとき、初めて皆さんの喜んでいる顔を直接見ることができて、少しホッとしましたね。

写真集のタイトルに込めたシンプルで熱い“思い”

――写真集のタイトルは「treasure -宝物-」ですが、このタイトルに込めた思いを教えてください。

僕も含め、スタッフの皆さんと話し合って決めたタイトルなのですがなんです。この写真集が皆さんにとって宝物になってくれるといいなと話したときに、「treasure -宝物-」がピッタリだなとなりまして。

この写真集を僕自身も自分の宝物にしたいですし、皆さんにとっても一番の宝物になったらうれしいなという思いを込めて、このタイトルに決めました。

「自然体な僕以外に、クールにキメた写真も」とリクエスト

――写真集を作る上でリクエストしたことはありますか?

この写真集では、僕の自然体な写真をメインに作り上げようと話していたんですが、「クールビューティーのような、雰囲気のあるカッコイイ写真も撮りたい」とカメラマンのコザイ(リサ)さんにリクエストしました。

みんなで考えて出来上がったのが、ダーツバーでの写真になります。自分自身もすごく満足していますし、ぜひ皆さんに見ていただきたいです!実は、このシーンは写真集ロケの最後に撮影したのですが、撮影をしながらダーツに夢中になってしまい、最後はスタッフさん含めみんなでダーツ大会になってしまいました(笑)。

また、僕にとって大切な友人たちや、仕事でお世話になった方々にも出ていただいています。自分の人生に深く関わってくれた方々で、僕にとっての宝物です。そんな方々の魅力も含めて、ぜひご覧いただけたらと思っています。

――今回は現在の活動拠点である東京、ご自身の出身地である兵庫・神戸でも撮影されたそうですが、地元での撮影はいかがでしたか。

今回は写真集の撮影をしに神戸に行ったので、普段帰省するときとは全く違う心境でした(笑)。実家の犬も登場しているのですが、母親が撮影現場に来てくれたり、撮影現場に行くと地元のみんなが集まってくれたりして “みんなが待っていてくれているんだな”と実感して、うれしい気持ちでいっぱいになりました。

――今回の写真集に点数をつけるなら?

出来上がりはもちろん、撮影時の楽しさ、誰と作ったかを含めて1000点満点のうち、1000点です! 100点満点のうち100点でもいいじゃんと思われるかもしれないのですが、それじゃ足りないんですよ。今回の写真集は、運にも恵まれたんです。

神戸での撮影は、2日間とも元々大雨の予報だったんです。でも実際撮影に行ったら、そのうちの1日が快晴だったんです! その日にすっごくすてきな青空をバックに表紙の撮影ができまして、思わずガッツポーズ! 「これはすごいね、明日も晴れるよ!」と話していたら、次の日は大雨(笑)。

だからこそ撮影できた写真もありますし、今の自分のすべてを詰め込むことができたので、1000点満点の出来です。いや…やっぱり写真集の出来、900点にしてもらっていいですか?

まだ、ファンの皆さんの元に届いていないので…自己評価は900点。残りの100点はファンの皆さんに委ねます!

“素”に戻れる瞬間は、大切な友人たちと過ごす時間

――今回の写真集は“23歳の素を詰め込んだ一冊”とのことですが、仲良くなっていくうちに周囲の方から意外がられる樋口さんの素顔を教えてください。

「意外と繊細だね」って言われます。僕ってめっちゃ大雑把に見えませんか? 綱(啓永)くんや、日向(亘)、拳ちゃん(前田拳太郎)に聞いてもらえればよく分かると思います(笑)。

みんなと会う時って本当に楽しいんですけど、初対面のときは“この人はどんな人なんだろう”“何が好きなのかな~”とか、表には出さないけれど実はいろんなことを考えていたりするんです。

そしたら、会っていくうちに、みんなから「幸平って意外といろんなこと考えているよね」って言われるようになりました(笑)。

――最後に、多忙な樋口さんが“素”に戻れる瞬間を教えてください。

友人とサウナにいるときや、一緒にご飯を食べているときですね。僕、人がすごく好きで、話すことも大好きなんですけど、この仕事をしていることもあってか、交友関係は“狭く・深く”というタイプなんです。

今、一緒にいる友人には完全に心を許しているので、全く気を遣わない関係性の人ばかりなんです。もちろん、“親しき中にも礼儀あり”という言葉通り、最低限の礼儀やマナーは大切にしているのですが、信頼している友人ばかりなので、全ての素をさらけ出していると思います(笑)。

夜遅くまで仕事をしていて、身体的にどれだけ疲れていても、友人たちに会えると疲れるどころかむしろ復活するので、つい会いたくなっちゃうんですよ。そういう人たちが近くにいてくれるのはありがたいですし、僕は本当に恵まれているなと思います。

撮影=友野雄/取材・文=たくあんとほたて

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