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本当に家を出る…?義母の「最後の頼み」という言葉の真偽はいかに<頑張り過ぎない介護>

  • 2024.9.18

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。心身ともに限界が近づいているまる子さんのもとに、ケアマネジャーさんがやって来ました。まる子さんの今の状況を心配したケアマネさんからは、義母に介護老人保健施設へ入ってもらい、離れたほうがいいと提案されました。しかし、施設入所は義母だけではなく夫も難色を示しており、案の定、パンフレットを見せながらケアマネさんが話をしても、義母は拒否。夫も「施設はないな」と考えを変える様子はありませんでした……。一刻も早く義母と離れたいと思うまる子さんの気持ちとは裏腹に、結局何も変わることはありませんでした。

まる子さんが仕事に行く日は、義姉が義母のお世話をしに来てくれます。顔を合わせた2人は、自然と先日の義母の暴走事件の話に……。まる子さんが「手術をしないなら、おしりのお世話(飛び出た腸を戻すケア)もしない」と宣言したあの日以来、義姉には「アパートか施設に入るから、あなたが部屋を借りて朝から晩まで面倒を見なさい」と義母からの連絡が絶えないのだとか。まる子さんだけではなく、義姉も義母の暴走に振り回されています。

結局、何も変わらない気がするけれど

夫は残業続きで忙しくしていますが、義母が起きている時間帯には帰ってきているので、早く話し合いをしてほしいのですが……。

先延ばしにされ続け、なかなか話が進みません。

義母は意地でも私に頼りたくないようですが……。

私と違って、夫は本当に必要最低限しかやってくれないので、義母は不満そうです。

部屋に行っても、必要最低限の会話だけするようにしています。

洗濯物を干すために部屋に入ると「最後の頼みごとがある」と言われましたが……。

本当に最後?? 出ていくわけ……ないよなぁ。

最近、夫は残業続きで忙しそうです。しかし、義母が起きている時間帯には帰って来ているので、早く義母と話し合ってもらって解決してほしいというのが正直なところです。しかし、夫はあくまでも自分が休みになったら話すというスタンスを変えず、どんどん先延ばしになっています。私は体調不良が続いていることもあり、食事や洗濯など身の回りのお世話だけ続けていて、義母のおしりのお世話(飛び出た腸を戻すケア)はやめました。

私のお世話が最小限になり、義母は夫に助けを求め始めますが、夫は私ほど手厚くお世話をするわけではないので、義母は不満そう……。でも、家を出ると義姉には話しているのだから、本当にその気があるなら、ある程度は自分でやってもらわないと困ります。

そんなある日、義母から「最後の頼みごと」として、吸水パッドを買ってくるように言われました。「最後」ということは、やはり本当に家を出るつもりなのか……!? 昨日、義姉と話したときには、これまで通り私が仕事の日に義姉が家に来てお世話を続けるという話だったはず。結局、何も変わらないと思いながら、私は最後になるかもしれない買い物に出かけたのでした。

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これまで、何度も義母のウソに振り回され続けてきたまる子さん。今回の「最後」という言葉にも半信半疑ですが、ずっと苦痛だった直腸脱のケアをやめられるきっかけになったのは、よかったですね。ただ、最後だと思ってやっていたことが結局最後にならなければ、まる子さんにとって大きなストレスになってしまうと思うので、なんとか良い方向に話が進んでほしいところです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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