【一生ついていきます!!】熱烈ファンが心酔する艶やかなパク・ヒョンシク

パク・ヒョンシクといえば、時代劇『青春ウォルダム 呪われた王宮』で主演を務めた俳優である。呪われた世継ぎと家族殺害犯にされた娘が陰謀と謎を解く青春ミステリーとして放送された本作で、彼は世子（セジャ）のイ・ファンを演じており、えん罪の殺人者にされてしまった東宮内官ミン・ジェイに扮したチョン・ソニと息のあった演技を見せていた。

さらに、パク・ヒョンシクの出演作でわすれてはいけないのが、『花郎（ファラン）』である。

このドラマの舞台にもなっている新羅（シルラ）は、現在、テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『善徳女王』の舞台にもなっており、高句麗（コグリョ）や百済（ペクチェ）を滅ぼして三国統一を果たした国である。

そんな新羅での「花郎」の活躍を描いた本作は、パク・ソジュンが「花郎」のキム・ソヌ、コ・アラがソヌの義妹のアロに扮していた。2人の演技はもちろんすばらしかったが、新羅第24代王・真興(チヌン)王を演じたパク・ヒョンシクも見事な演技を披露していた。

時代劇で注目を集めているパク・ヒョンシクだが、現代劇でも2017年の『力の強い女ト・ボンスン』ではアインソフトCEO、2023年の『力の強い女カン・ナムスン』ではト・ボンスンの夫であるアン・ミンヒョクを演じている。さらに、『ドクター･スランプ』では、美容外科医ヨ・ジョンウに扮している。

新作での演技に期待

そんなパク・ヒョンシクが、2025年に韓国SBSで放送される予定のドラマ『宝島』に出演することが決まった。

このドラマは、2兆円の政治秘密資金口座をハッキングした男と、そのことを知らずに男を殺して2兆ウォンを失った影の実力者の物語を描く。

デサングループの会長秘書室の対外協力チーム長のソ・ドンジュを演じるパク・ヒョンシク。キングメーカーを後ろから操る実力者の中の実力者、国家情報院長出身の法学大学院の碩座教授ヨム・ジャンソンに扮するホ・ジュノとの共演にも注目したい。

この新ドラマで、パク・ヒョンシクがホ・ジュノの他にどんな俳優と共演するのかが楽しみだ。

文＝大地 康