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イメージと違う…【デキ婚】の離婚率、実はめっちゃ低い!?「後悔ナシ」の割合が意外だった[1000人調査]

  • 2024.9.17

イメージと違う!?デキ婚カップルの離婚率

イメージと違う!?デキ婚カップルの離婚率
イメージと違う!?デキ婚カップルの離婚率

離婚問題の情報提供メディア「ツナグ離婚弁護士」を運営している「Clamppy」が、「結婚について」のアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年1月、「できちゃった結婚・授かり婚」をした男女970人を対象にインターネット上で行われました。

できちゃった結婚は“デキ婚”とも呼ばれ、婚姻関係にない男女が妊娠したことをきっかけとして結婚することを指します。「おめでた婚」「授かり婚」などといわれることもあります。デキ婚をしたカップルのうち、離婚したのは16.6%でした。そのうち、離婚したカップルのデキ婚時の年齢は20代前半が多い結果でした。

離婚までの平均年数は約5年と、一般的な夫婦の離婚までの年数と変わらない結果となりました。日本における特殊離婚率(その年の婚姻件数と離婚件数を比較した数値)は約36.8%とされているため、デキ婚の離婚率はむしろ低いといえるのではないでしょうか。

調査を行った「Clamppy」は、「デキ婚夫婦は離婚しやすいというイメージを持っている方が多いかもしれません。しかし、デキ婚夫婦の結婚理由は子どもによるものが大きく、より一層『子どもがいるから離婚しない』という気持ちが強まるからだと考えられます」と分析しています。

デキ婚カップルが離婚を決意した理由は?

一方、デキ婚カップルが離婚を決意した理由で1番多いのが「女性の負担が大きくなりすぎた」です。「交際期間が短く互いをよく知らないまま結婚した」、3位は「経済的に苦しくなった」でした。

1位の「女性の負担が大きくなりすぎた」と答えたのは男性よりも女性の割合の方が多く、2位と3位は男女であまり割合に差は見られませんでした。

デキ婚を後悔しているかどうかを聞いたアンケートでは、970人中875人が「後悔していない」と回答しています。後悔している人は僅か10%で、離婚した人もしていない人も、多くがデキ婚自体には納得しているとわかりました。

デキ婚を後悔してないという男性は、「デキ婚だろうがデキ婚でなかろうが、それほど大きな違いはないと思っているので後悔することはないですし、していません」(30代男性)「家庭を守り、子育てをこなしたことで、社会的な責任を果たせた。そして、周囲の人たちから認めてもらえたため」(40代男性)「離婚しましたが、子供を育て上げることはできたので後悔はありません。デキ婚という体験が自分を大きく成長させてくれたので今の幸せがあります」(40代男性)などの回答をしています。

また、後悔していないという女性は、「デキ婚だったとしても、別に誰かに迷惑をかけたわけでもないし、可愛い我が子を授かったことに変わりはないから全然後悔はしていません」(40代女性)「元夫はどうであれ、望んでいた我が子に巡り会え、今こうして三人で楽しく暮らせているので後悔はないです」(20代女性)「やはり可愛い可愛い子供に恵まれましたので、離婚は辛い経験にはなりましたが、子供がそれを全て救ってくれます。夫はいなくとも、子供という宝物を与えてもらえたことで、何も後悔はありません」(40代女性)などの回答がありました。

一方、「デキ婚を後悔している」と答えた人の意見を見ていきましょう。

「順序を守って結婚から出産の流れの方が健全だと思うし相手のご両親にはいまでも申し訳ないと思う」(20代男性)「デキ婚したことで結婚式が出来なかったことを後悔している。妻のドレスを着る機会は結婚してくらいなのでその夢を叶えられなかったことは非常に後悔している」(30代男性)「もう少し自分の時間を大事にできる期間を持ってもよかった。どうしても子供と家庭中心の生活になってしまうので自由が少なく感じる」(30代男性)など、男性は「申し分けない」という気持ちが多いようです。

女性の意見は少し違うようです。

「子供ができてしまったので他の人との結婚の可能性を全く考えないようになってしまった。恋に盲目なまま結婚してしまったので相手の欠点を正しく認識できていなかった」(30代女性)「ちゃんと相手のことを知りこの人だと思ったときに子供を授かれば良かったとすごく思いました」(20代女性)「当時はまだ若く、考えが甘かったと思います。しっかりと自分で生活できるようになった上できちんと考えて結婚を決めるべきです」(30代女性)など、相手のことをあまり知らない状態で結婚してしまったことに後悔しているコメントが目立ちました。

デキ婚経験者は、離婚を回避する方法として、男性の意見には、「周囲のサポート体制を整えること」や、「相手をサポートする意思が大事」など予期せぬ妊娠・出産に対してのサポートの重要性を唱えるものがありました。女性の意見には、、「パートナーとの相性」や「親になる覚悟」「お互いに対する思いやり」が大事という回答がありました。

他にも、予期しない結婚で心の余裕がなくなるため、自分の時間を取れるようにするのが大切との意見も。夫婦お互いが順番に自由時間を取れるように、協力し合うのが重要だいうとアドバイスもありました。

(LASISA編集部)

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