【神崎恵】40代が重視すべきは「目の健康」！ 愛用サプリやコスメ紹介【酸いも甘いもオンナの醍醐味】

美容だけにとどまらず、ファッションやライフスタイル、生き方も支持される美容家・神崎 恵さん。考えをシェアする連載「神崎 恵の酸いも甘いもオンナの醍醐味」がウェブに登場！ 今回は、視力や小じわなど目もとのエイジングケアについて。

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目の健康が全身に繋がる

エイジングケアは自分が心地いいためのもの

エイジングは恥ずべきことではないけれど、気になって健やかな気分でいられないのなら、なくす努力をしてもいいと思っています。歳を重ねるにつれ、肌のケアやメイク、ファッションをがんばるモチベーションは、誰かのためにかわいく、美しくありたいというより、自分が心地よく、清々しく、健やかでいるためなんだなと、実感します。 とりわけ目もとのシワやたるみは、〝目〞だけあって鏡を見れば一番に飛び込んできます。シワやエイジングサインを見て「あぁ…」と心が曇るなら、ケアを始めましょう。

目の検査が好きで今も徹底的に

ちょっと話は逸れますが、私は、小さいころから目の検査が大好き（笑）。小学生のとき憧れていたのはメガネが似合うお姉さんで、素敵だなと思っていました。同時に、顔って、メガネでガラリと印象が変わる、目もとって大事なんだ、と幼いながらに感じていました。一方で、私は疲れると充血しやすく、結膜炎ができやすいタイプ。ですから、人一倍、目のケアに敏感でした。そんな理由もあってか、今でもマメに目の検診を受けています。視力はもちろん、眼圧なども毎回検査します。この年代になってつくづく実感するのは、目の健康の大切さです。疲れ目やかすみ目は、日々の生活の生きやすさ、過ごしやすさにダイレクトに影響します。だからこそ、40代以降は健やかな目をより意識しないと、と思います。

ジャケット2万5000円（COS／COS 青山店） ドレス10万7800円（ヘンネ／ヘンネ カスタマーサポート） デニムパンツ3万5200円（ハイク／ボウルズ） その他／スタイリスト私物

美よりも健康のために目や全身をケア

実際、目の健康は、目もとのシワやたるみと関係しています。目が疲れると、目もとの血液の循環は悪くなり、コリ固まって、シワやくすみ、クマの原因にもつながります。対策として、朝はむくみやすい目もとをまず温めてから冷やします。夜は冷やした後に温めて、疲れた目をいやします。そのほか、日常の姿勢、とくにパソコンを打つときやスマホを見る際、目が疲れない角度を意識したり、目にいい食べ物やサプリメントを積極的に摂るようにしたり、目の疲れを感じたら頭皮をマッサージしたり。また、体のためにやっている日々のトレーニングやウォーキング、ピラティスなど筋肉へのアプローチは、全身のたるみにも効果があると思っています。 もちろん首より上にも。皮膚はつながっていますし、血流がいいとやはり顔色もよく、くすみも気になりません。その上で、アイクリームなどで皮膚表面からもケア。40代のシワ＆たるみ対策は、内側と外側、両方からのケアが必須です。そう、老化は、表面だけでなく、内側からも始まっているんです。40代は、中から外から、あっちもこっちも、ケアしなきゃいけないことが一気に増えます。大変ですが、〝美〞よりも〝健康〞を意識すると、美しさはおのずとついてくるように思います。楽しみながら、日々のメンテナンスを継続しましょう ！

☑神崎さんおすすめのアイケア

目もとに限らず、エイジングケアに大切なのは、良質睡眠やバランスのよい食事、運動といった生活習慣。その上でぜひともプラスしていただきたい名品をご紹介します。

［目もとの小じわには温冷スイッチケア］

「温感と冷感のアイゾーンケアは、効果はもちろん、使っていてとても気持ちがいいんです。朝は温→冷、夜は冷→温でケアしています」（神崎さん） センサイ トータルアイトリートメント 2万900円、リフレッシング アイエッセンス 20 mL、メルティリッチ アイクリーム 15mL（カネボウ化粧品）

［見え方が変わる！ ロートV5のサプリ］

「年齢による目の見え方に特化したサプリメント。加齢で減少する網膜の黄斑色素を増やし、見る力を改善する成分を配合。1日1粒なので続けやすいです」（神崎さん） 年齢による目のぼやけに効果抜群。ロートV5アクトビジョン 62粒入り（約2か月分）5400円（ロート製薬）

［引き締まった肌を速攻でかなえるクリーム］

「SHISEIDOのエイジングケアライン、“バイタルパーフェクション”のクリームは、顔の印象をきゅっと!! うるおいに満ちた、明るい肌にしてくれます」（神崎さん） SHISEIDO バイタルパーフェクション シュプリームクリーム コンセントレート 50g 1万9800円（SHISEIDO）

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【神崎恵】1975年生まれ。美容家。最新刊『神崎恵のおうちごはん さぁ、なに食べる？』（扶桑社）など著書多数。多くの女性誌で連載を執筆。３人の息子を持つ母。

撮影＝遠藤優貴 スタイリング＝石関靖子 ヘア＝赤羽麻希〈Un ami〉 インタビュー＝田中美保 ※GLOW2024年9月号より