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「いつでも出ていってくれていいから」という無職浮気夫。私名義で借りた家なのを忘れているらしい

  • 2024.9.17

これは筆者が女友達から聞いた【クズな夫との離婚劇】です。浮気がバレても開き直り、「いつでもこの家から出ていっていいから」とのたまう無職夫に、妻が言い放った言葉とは?

画像: 「いつでも出ていってくれていいから」という無職浮気夫。私名義で借りた家なのを忘れているらしい

結婚したものの仕事が長続きしない旦那。さらに浮気まで

私の旦那は、私が大学生の時にアルバイトをしていた飲食店の社員でした。

私が就職した後に、飲食店を辞めて無職になった彼が、私の借りているマンション(1LDK)に転がり込んでくる形で同棲がスタート。

私が28歳の時に晴れて結婚したのですが、マンションの管理会社が「2人で住んでも大丈夫だよ」と快諾してくれたため、結婚した後もそのまま同じ家に住み続けていました。

しかし彼は仕事が安定せず、飲食店で働いては数日〜数ヶ月で辞めるを繰り返していたのです。「何の仕事でもいいから、ちゃんと長く働けるようになって欲しい」とお願いしても「俺だって頑張ってる」と感情的に怒鳴るため、話し合いになりません。

「このままだと良くないな」と思っていた矢先に、彼の浮気が発覚。しかも私が体調不良で早上がりして帰宅した際に、当時無職だった旦那が女性を連れ込んでいる現場に鉢合わせるという最悪な形で。

「何やってるの?」と怒りに震える声で私が尋ねると、浮気相手にみっともない姿を見せたくなかったのか、涼しい顔で「女の子と遊んでるだけだけど? 嫌なら、いつでも出ていってくれて構わないから」と言い放つ旦那。

あまりの態度に、堪忍袋の緒が切れた私は、旦那を「捨てる」決意をしたのです。

自分の立場をわからせ、家から追い出すことに成功

自分の立場もわからずふんぞり返っている旦那に「いや、この部屋私が借りてるんだけど? 出ていくならあなたの方では?」と冷静につっこむ私。

そして浮気相手に「定職にもつかないし浮気するし、こんな旦那でよければ、あげますよ?」と話をふると、彼女は真っ青な顔をして首をブンブン横に振りました。

彼女は「クラブでナンパされて知り合い、『独身の飲食店経営者』と聞いていたんです! 私は騙されただけなんです! 本当ありえないんだけど!」とすぐに家を出て行きました。

ようやく焦りだした旦那は「ちょっと遊びたかっただけで、本当に好きなのはお前だけだから」とすり寄ってきましたが、もはや『気持ち悪い』という感情以外出てこず。

数少ない彼の荷物を、すべて玄関外に投げ捨てて追い出しました。その後すぐに、私の欄を記入済みの離婚届を彼の実家に郵送。

届いた離婚届を見て、驚いて連絡してきた彼の母親に事情を話すと、「バカ息子が申し訳ない。」と泣いて謝られてしまいました。「息子は見放されて当然のことをした」と彼の母親が協力してくれたこともあって、無事に離婚が成立。

あれから数年経った今も、私はおひとり様満喫中ですが、「結婚が全てではない」と身をもって知った経験でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。

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