季節と今の気分を表現するバッグ。この秋選びたい、カルティエの新作

「パンテール ドゥーブル」に魅せられる理由

そろそろシャキッとした雰囲気の服も着たいなという心持ちになる9月の到来。不思議なもので8月31日まではなんとも思わなかったのに、9月1日を迎えると軽やかで開放的な服を着るのは感度が良くないひとに見えてしまいそうで気が引ける。色合いだけでも落ち着いたシックな服をチョイスしよう！ 気持ち的にも少しクールダウンしたいし、なんて気分になっているのではないでしょうか？

装いは季節感を体現する大きなファクター。特に日本は四季があるから衣替えの意識が高いように思います。空の雲も秋めいてきたし、日の落ちるのも早くなりました。秋、近づいて来ていますよね。季節に敏感なひとって、感度が良さそうだしちょっと余裕があって素敵、って感じに見えます。とはいえまだまだ連日30度越え、急に秋めいた服は現実的にはキツイですよね。そんな狭間の季節、まずは小物だけでもひと足さきに秋仕様にシフトすると見た目も気分もうんと変化します。

夏の軽い装いにはカゴやソフトな素材感のカジュアルバッグがぴたりとハマる気分だったと思いますが、そろそろ替え時。フォルムのしっかりしたレザーのバッグをスタイリングに加えるだけで、気の利いた、素敵でおしゃれなひとという感じに見えちゃうのでオススメです。実際、夏バテでだらけ気味だった気持ちもバッグのフォルムを変えるだけでシャンとします。そしてそのバッグが新しく買ったものだとさらにさらに気持ちが切り替わります！

そこで今回は9月4日に登場したばかりのカルティエの新作バッグ「パンテール ドゥーブル」をご紹介したいと思います。こちらは人気のバッグコレクション「パンテール ドゥ カルティエ」からの最新モデル。潔くシンプル、なのにノーブルでシックな印象を放つ魅惑的なデザイン。華美すぎないのにラグジュアリー、これは洗練されたメゾンだからこそ出せるニュアンスです。

ほどよい丸みとボリューム感、縦横の比率、マチの幅、ハンドルの長さ、すべてのバランスが美しく、上質なエレガントさを醸す知的なフォルムが最大の魅力。そしてそのハンドルには、ジュエリー工房の職人が手がけた彫刻的なパンテールヘッドがあしらわれています。

気高さと優雅さ、しなやかな野性味を併せ持つパンテールは1914年に初めて登場して以来、今日までカルティエを象徴するモチーフとしてジュエリーやバッグ、さまざまなアイテムに表現されています。このハンドルのパンテールヘッドは、カルティエを身に纏う喜びを与えてくれます。バッグというよりジュエリーを身につけているような感覚に陥るかもしれません。日常がいきなり優雅になりそう！

「パンテール ドゥーブル」はブラック、プラム、キャメルの3色、サイズはミディアムとスモールの2種類で展開されます。オンビジネスのときでも優雅な気持ちになりたいならミディアムサイズを、週末をラグジュアリーな気分で過ごしたいならスモールサイズをチョイス。ショルダーストラップ付きなのでカジュアルなスタイリングにコーディネートすることも可能です。

かっちりし過ぎず、でもちゃんとスマートに見える理想のバッグ。ありそうでなかったスタイリッシュなフォルムのバッグで、秋気分を先取りしてはいかがでしょうか？

カルティエ

www.cartier.jp/

TEXT=青木貴子