1. トップ
  2. レシピ
  3. 【鳥羽周作さん】「パリパリローストチキン」いつもより鶏肉がパリッとジューシーになる焼き方を習得!

【鳥羽周作さん】「パリパリローストチキン」いつもより鶏肉がパリッとジューシーになる焼き方を習得!

  • 2024.9.17

こんにちは。日々のレシピに悩む、ヨムーノライターの蘭ハチコです。特に鶏もも肉は味付けして焼くか、お鍋の具材にするかのほぼ2択でマンネリ化しています。

そんな時に見つけたのが、今回紹介するレシピ。

シンプルながらもフランス料理のコツが詰まっていて、いつもとは違った食卓が楽しめそうです。

もしかしたら、フレンチシェフに近づけるかも!?

シンプルなのに絶品!チキンは「アロゼ」で

ヨムーノ

NHK『きょうの料理』でフレンチレストランsioの代表・鳥羽周作さんが披露した「パリパリローストチキン」に挑戦しました。

キツネ色の皮がなんとも美味しそうですが、ただ焼いただけではないのです。

使われているのは、フランス料理の「アロゼ」のテクニック。

フランス語で「かける」「注ぐ」という意味で、食材に油やバター、煮汁などをかけながら火を通す調理法を指します。

主に肉料理や魚料理で用いられ、ゆっくり火が通ることでやわらかい仕上がりになり、素材の旨みを逃さずに味わえるんだそう。

どんな味わいになるのでしょうか。

鳥羽周作さん「パリパリローストチキン」の作り方

ヨムーノ

材料(1人分)

・鶏もも肉 (小)…1枚(200g)

・にんにく…2かけ

・ローズマリー…2枝(バジルやタイムでも可)

・オリーブ油…大さじ4+1/2、大さじ1

・塩…1つまみ、2つまみ

今回ローズマリーはフレッシュではなく、乾燥したものを小さじ2で代用しました。

作り方①にんにくとローズマリーの準備

ヨムーノ

にんにくは半分に切ってつぶします。フレッシュのローズマリーを使う場合は半分に切りましょう。

作り方②鶏肉を寝かせる

ヨムーノ

ジッパー付き保存袋に鶏肉、①、オリーブ油(大さじ4+1/2)、塩(1つまみ)を入れてください。

しっかりと空気を抜いて袋の口を閉じたら、常温で30分間つけます。

作り方③フライパンに鶏肉をセットする

ヨムーノ

火はまだつけません。

冷たいフライパンに鶏肉の皮目を下にして入れ、塩(2つまみ)をふってください。

この時、鶏肉についている油は拭き取らないでOK。

冷たいところからゆっくりと温度を上げていくことで、肉がやわらかく仕上がるそうですよ。

保存袋に残った油とにんにく、ローズマリーは別途使うため、捨てないように。

作り方④火をつけてアロゼする

ヨムーノ

フライパンを中火にかけてオリーブ油(大さじ1)を足しましょう。

パチパチと音がしてきたら、油をスプーンでかけ(アロゼ)ゆっくりと火を通しながら、8〜9分間焼いてください。

肉の厚みのある部分を中心に、肉全体に回しかけるのがポイント。鶏肉を上から押すのはNGです。

多めの油でじっくり焼けば、パリパリ感が出てくるそう。

ヨムーノ

かなり油がはねるので、やけどをしないよう注意してくださいね。

大きめのフライパンでは、やや油をすくいづらく感じたため、小さめのフライパンを使うのがおすすめ。

作り方⑤ひっくり返す

ヨムーノ

肉の色が変わって皮がパリッと焼けてきたら上下を返し、1〜2分間焼きましょう。

側面は、フライパンのふちを使いながら焼くとよいのだとか。

肉にムッチリとした弾力が出て、火が通ったら完成です。

【実食】パリッジュワッ!しっとりやわらかフレンチ流

ヨムーノ

一口目から、今まで家で焼いてきた鶏肉との違いに驚かされました。パリパリの皮のなかから、ジュワッと肉汁があふれてきて、しっとりやわらか。

ヨムーノ

たくさんのオリーブ油を使っているため、油っぽいのでは?と心配していましたが、そんなことはありません。

油によって、ギュッと旨みが閉じ込められているような印象。

食べる瞬間、ローズマリーの芳香が鼻にふわりとただよって、高級レストランの一皿のようです。

ヨムーノ

パンチのある力強さで鶏肉の旨みを支えているのは、にんにくの風味。見事なバランスにほっぺたが落ちかけました。

ちょっと、これは美味しすぎる……!これがアロゼってやつか。

味見した夫は「これどうやって作るの?もっと食べたい」と、次の日さっそく再現していました。

残った油はローストポテトに活用!

ヨムーノ

②で残った油とにんにく、ローズマリーは、ローストポテトを焼くときに活用できます。

鶏肉を焼いたフライパンにも油が残っていたため、保存袋に残っていたものを合わせてポテトを揚げ焼きすると、絶品ポテトが完成しました。

外はカリッと中はホクホクで、付け合わせにもぴったりですよ。

チキンの感動レシピ

シンプルながらも奥深い逸品。フレンチのテクニックを使うだけで、こんなにも美味しくなるのかと感動しました。

これはぜひ、体験してほしいレシピです!

ライター:蘭ハチコ

業務スーパーとカルディに毎週通う!webライター

業務スーパーとカルディに毎週通い、お得に美味しく適度な手抜きをして生活しています。海外グルメとお酒のおつまみには目がないwebライターです。「美味しいものは人を幸せにする」と信じています。毎日がちょっと幸せに過ごせる、お得で美味しい素敵なモノをご紹介します♪

元記事で読む
の記事をもっとみる