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週末散歩におすすめ!カフェの聖地・清澄白河で気になるショップをチェック

  • 2024.9.16

【「野菜×おしゃれ」で健やかビューティー vol.52】【清澄白河・住吉】古民家の農園カフェと帽子が素敵なセレクトショップ

出典:シティリビングWeb

野菜を食べて健やかに、ファッションを通じて気持ちもハッピーになれるような「野菜×おしゃれ」のポジティブな関係を、みなさんにお伝えしていく連載【「野菜×おしゃれ」で健やかビューティー】の第52回は同じ江東区にある、住吉の農園カフェ「8TAKE(はたけ)」と清澄白河のセレクトショップ「Parc-nique (パークニック)」です。

出典:シティリビングWeb
プロフィール/宮田理江

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター

多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションなどを幅広く発信。自らのTV通販ブランドもプロデュース。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)ほか。野菜好きが高じて、野菜ソムリエ(日本野菜ソムリエ協会)資格を取得。

https://riemiyata.com/

◆8TAKE(はたけ)

東京メトロの半蔵門線と都営地下鉄の新宿線が通っている住吉駅から徒歩1分と近い場所に農園カフェの「8TAKE(はたけ)」はたたずんでいます。「住吉駅前」のバス停もすぐ。大通りに面していながら、もともとは古民家だったこともあって、落ち着いた雰囲気が漂う2階建ての建物です。

出典:シティリビングWeb

看板に「ヤサイトキッサ」と書かれている通り、新鮮な野菜がしっかり味わえるカフェです。一軒家の古民家をリノベーションした穏やかなたたずまいにも心が和みます。東京都内で10店舗以上のカフェを運営している「アティックプラニング」と千葉県の農家「柴海農園」が共同で立ち上げたそうです。

自分たちが作る野菜の価値をもっと多くの人に知ってほしいという、柴海農園の想いからスタート。だから、有機野菜を使った様々なメニューを楽しめます。柴海農園は400年も続いているそうです。店内では野菜やピクルス、ジャムなども販売。「農園カフェ」らしさが伝わってきます。

出典:シティリビングWeb

食事のスペースは建物の1階、2階、さらにテラス部分でも開放的な気分で多彩なメニューを味わえます。古民家ならではの使い込まれた木材の質感が全体に懐かしげなムードを醸し出しています。スペースごとに雰囲気が異なるので、訪ねるたびに居場所を変えるのもよさそうです。

ランチの「8TAKE定食」は日替わりメニューが用意されています。旬の野菜でお腹が満たされる、野菜もりもりの定食で、肉と魚が選べます。おかずが多彩で、副菜、惣菜もヘルシー。薬味(ソース)にも野菜が使われていて、ニンジンのドレッシングは好みで注ぎ足せます。

出典:シティリビングWeb

ドリンクとセットの追加料金で選べるデザートにはケール、ニンジン、カボチャなどの野菜を使ったプリンやケーキ、白玉などの甘すぎないギルトフリー系がそろっています。珍しいケールビールもあります。

農園の本気を感じ取れるカフェです。公式サイトや各種グルメ案内サイトでオンライン予約できるのも便利なところ。夕方からはしっかりディナーが楽しめて、昼も夜も使い勝手に優れたカフェ。夕方にはハッピーアワーがあり、どの時間に訪れても満足できる重宝な農園カフェです。

8TAKE(はたけ)

住所:東京都江東区住吉2-22-4

電話:03-4400-3847

営業時間:火~日、祝日は11:00~21:00の通し営業、ランチ11:00~15:00、カフェタイム15:00~17:00、ディナータイム17:00~21:00(料理L.O. 20:00 ドリンクL.O. 20:00)

定休日:月 祝日が月曜の場合、火曜を休日として月曜は営業

https://hatakecafe.owst.jp/

◆Parc-nique(パークニック)

「カフェ聖地」の評価が一段と定着してきた清澄白河エリアには、素敵なお買い物スポットも増えてきました。植物が多い清澄白河庭園はピクニック気分で足を運ぶ人も多いリラックススポットです。セレクトショップの「Parc-nique (パークニック)」は最寄りの清澄白河駅から徒歩3分と、訪ねやすい場所にあります。

出典:シティリビングWeb

真っ白で愛らしい外観はいかにも清澄白河の街に似つかわしいイメージです。2階建ての店内は1階も2階も日射しが入り込んで心地よい空間。以前は精肉店だった建物をリノベーションしたそうです。

店名の「Parc-nique」はフランス語の公園(Parc)と英語のピクニックを掛け合わせた造語です。公園でピクニックを楽しむようなわくわくした気持ちを届けたいという意味が込められています。

出典:シティリビングWeb
出典:シティリビングWeb

国内の職人が手がける東京発のオリジナル帽子ブランド「p cnq(パークニック)」を中心に、世界各地で見付けた個性豊かなアイテムをセレクトしています。日差しが気になる時期が長くなったことから、おしゃれな帽子の需要も増えてきているそう。帽子を求めて来たお客さんがスタッフと相談しながらじっくり帽子を選ぶような、帽子好きの人たちから支持されていることがうかがえるお店です。

1階は帽子と洋服を、2階はセレクトの洋服や雑貨を主に扱っています。素材が上質なのに加え、丁寧な仕上げが施されたアイテムは、長い愛着を持って使い続けたくなるタイムレスな品々。イタリアンカットソーの「gicipi(ジチピ)」やリメイク主体の日本ブランド「SUNNY SIDE UP(サニーサイドアップ)」なども以前から取り扱ってきました。

出典:シティリビングWeb

「p cnq」の帽子は決まり切ったデザインの枠に押し込まず、あえてデザインに余白を残しているそうです。かぶる人が自分の好みで自在にアレンジしやすいようにという気遣い。ショップ全体にそうしたやわらかい心配りが感じられ、ずっと長居したくなるほど、居心地のよい、教えたくない隠れ家のような場所です。

Parc-nique(パークニック)

住所:東京都江東区清澄3-3-23

電話:03-6458-8737

営業時間:火~金11:00~19:00 土日祝日11:00~19:00

定休日:月曜(祝日の場合営業)、年末年始

https://parcnique.theshop.jp/about

清澄白河と住吉はわずか1駅で隣り合う位置関係にあります。立ち寄りたいスポットが点在するのに加え、中間あたりに東京都現代美術館があるので、週末には気持ちよい散策を楽しむ人が集まるエリアです。ゆったりと時間の流れるような清澄白河―住吉間は、日射しがやわらいでくる秋口からのそぞろ歩きコースにぴったりです。

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