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「虫刺されかと思ったら腫瘍!?」乳児健診で医師に相談したところ、診断結果に絶句。治療を迷った結果

  • 2024.9.17

産後2週間健診では異常がなかった娘。ですが、健診が終わってしばらく経った頃、おへその上が赤くなっていました。「虫刺されかな?」と思い、もうすぐ1カ月検診だったので、そのときに相談しようと思っていました。すると……。

治療するか迷った結果…

1カ月検診のときには赤くなっていた部分が少し盛り上がってきており、医師に相談すると「良性の血管腫」だと言われてびっくり。心配なら医療センターに紹介状を書きますとのことで、その後に医療センターを受診。医療センターで「イチゴ状血管腫」と診断されました。

医師には「6歳ごろになれば自然に消えます。気になる場合はレーザーで消すこともできますよ」と言われました。夫婦で考えましたが、小さなからだにレーザーを当てて痛い思いをさせたくないと自然治癒を選択。5歳になりましたが、血管腫はほとんどわからないくらいまでに治癒しました。

レーザー治療でも自然治癒でも多少の皮膚の凹凸は残ると言われており、娘にも「これはあなたのマークだよ。これを見ればあなたってわかるためのいい印なんだよ」と話をし、今では娘のチャームポイントになっています。

◇ ◇ ◇

「いちご状血管腫」は乳児血管腫とも言われ、いちごのような赤あざができる良性腫瘍です。未熟な毛細血管が増殖することで発症し、生まれた時には異常がなく、出生後に血管腫が大きくなってきます。
治療ですが、現在はプロプラノロール(内服薬)が中心。大きな血管腫、目や鼻などの血管腫は積極的に治療した方が良いですが、軽症の場合は徐々に良くなっていくので皮膚科や小児科で相談してみてください。

著者:佐藤真理/20代 女性・主婦。3歳と5歳の子を育てる母。趣味はポイ活。ポイ活で貯めたポイントでスイーツを楽しむのが至福のひととき。

イラスト:ホッター

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)


監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。

ベビーカレンダー編集部

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