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しいたけ農家のこだわり出汁で味わう!冷凍二八蕎麦「岩城の★HOSHIそば」発売

  • 2024.9.16

秋田県由利本荘市岩城で50年近くにわたり、原木しいたけの栽培を行ってきた、原木しいたけ農家「岩城町農園」が、高齢化と人口減少、農業従事者の減少対策、そして、長く農業をやってきた、地域の「じっちゃん」「ばっちゃん」の生きがい創出を目指し、岩城で栽培した蕎麦と岩城町農園の自慢の原木しいたけをあわせた、冷凍そば「岩城の★HOSHIそば」を開発した。

玄蕎麦を利用した冷凍蕎麦作り

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岩城町農園代表取締役・前川善隆さん[/caption]

秋田県由利本荘市岩城は、海と山に囲まれた集落。「岩城町農園」の代表取締役・前川善隆私さんが幼い頃には、観光客で賑わい、農業も盛んな町だったが、時代の流れには逆らうことができず、高齢化と人口減少、農業従事者の減少などにより町の農業や活気が少しずつ失われているように感じていたという。

そこで、地域の農家やじっちゃん、ばっちゃんにも、もっと元気でいてほしい、少しでも長く農業を続けてもらいたいという想いから、休耕田に作付けされていた玄蕎麦を利用した冷凍蕎麦作りをスタート。

田んぼから蕎麦づくりへの転換は簡単ではなかったが、何度も失敗と改善を繰り返しながら、10年ほどの歳月をかけて「うまい蕎麦」が育つ蕎麦畑となったそうだ。

秋田や東北の仲間たちが開発した蕎麦

今回発売がスタートした冷凍そば「岩城の★HOSHIそば」は、コンセプトやネーミング、ロゴマーク、パッケージデザイン、リーフレット、Webサイト、撮影、蕎麦つゆづくりまで、秋田や東北の仲間たちが開発。

プロデュースはPILEの堀井哲平氏、クリエイティブディレクション&コピーライティングはWONDERVOGELの佐藤浩幸氏、アートディレクション&デザインはPILEの河野恵理子氏、写真撮影はCreative Peg Worksの伊藤靖史氏、レシピ&フードコーディネートは空の木Gardenの柴田空木氏、蕎麦つゆ開発は千秋食品の倉田浩一氏が担っている。

干ししいたけの出汁が特徴の蕎麦

「岩城の★HOSHIそば」は、秋田でも貴重な原木しいたけ農家のこだわりの干ししいたけの出汁が特徴の蕎麦。原木しいたけを育てて50年近くとなる「岩城町農園」産の干ししいたけの味が、空にまたたく星のように輝く蕎麦として名付けたそうだ。

「岩城の★HOSHIそば」は、岩城で育ち、岩城で挽いて、岩城で打った手打ち蕎麦で、蕎麦粉に混ざる「蕎麦殻の欠片」を「ホシ」とも呼ぶことも、ネーミングの由来となっているとのこと。

蕎麦粉はもちろん岩城産で、喉越しと味わい、食感のバランスが良い二八蕎麦に仕上げている。

蕎麦以上にこだわったうま味たっぷりの出汁

また、蕎麦以上にこだわっているのが、原木干ししいたけを使ったうま味たっぷりの出汁。貴重な原木しいたけをたくさん使い、香り豊かで味わい濃厚、これまでのしいたけ出汁のイメージを超える、しいたけ出汁のつゆが完成した。

さらに、原木干ししいたけのスライスも一緒にお届け。蕎麦つゆに加えて、原木しいたけ農家が自宅で食べる、原木しいたけ農家も納得の味わいを堪能してみよう。

ちなみに、「岩城の★HOSHIそば」は、打ち粉にも蕎麦粉(一番粉)を使用しているので、蕎麦湯も楽しんでみて!

解凍せずに茹でて味わおう

冷凍そば「岩城の★HOSHIそば」のセット内容は、「冷凍生蕎麦(二八蕎麦)」120g×4人前、「原木しいたけの蕎麦つゆ」40g×4個、「原木干ししいたけスライス」1g×4個。蕎麦打ち、冷凍作業も極力外気に触れないように注意しているので、解凍せずに茹でて味わおう。

脱炭素社会の実現を目指す「岩城町農園」

原木しいたけの栽培に加え、地域資源を活かして水稲や露地野菜の栽培も行っている「岩城町農園」。地域で穫れた農作物の質と味を守りながら、ブランド価値を高める取り組みも実施している。

他にも、休耕田を利用して太陽光パネルの下で原木しいたけ栽培を行う、営農型太陽光発電事業を実践。地域の農地、休耕地の利活用とともに、脱炭素社会の実現を目指しているという。

地域の農家の仲間たちや原木しいたけ農家のこだわりが詰まった、冷凍そば「岩城の★HOSHIそば」を味わってみては。

岩城の★HOSHIそば冷凍便:https://iwakimachi-nouen.com/hoshisoba

(佐藤ゆり)

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