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【お月見案件】レンチン3分で作る十五夜菓子♪富山の名物「水だんご」に挑戦!美味の秘密は水にあり⁉

  • 2024.9.16

明日、9月17日は十五夜。というわけで、今回はお団子を作ることに。選んだのは、YouTubeチャンネル『ばくばクック』で紹介している「水だんご」。富山県黒部市生地(いくじ)地区で親しまれている郷土料理だそうで、黒部川の伏流水が湧き出る「清水(しょうず)」の冷たい水で冷やして食べたことから“水”だんごと呼ばれるようになったとか。材料は上新粉と片栗粉、そして、おいしい水のみ。このシンプルさが素敵。作ってみましょう♪




103万人が登録!人気のYouTubeチャンネルのお団子レシピ♪

YouTubeチャンネル『ばくばクック』は、糖質制限ダイエットで20キロも痩せたというばくばクックさんが、ダイエットレシピを中心に、食べたいものや食べてみたいものを作って動画で紹介しているチャンネルです。作り方を教えたり、ダイエット法や食事法を推奨するものではなく、あくまでもスタンスは「作ってみた!」とのことです。

本日は、お月見シーズンの9月ということで、“ばくばクック流”の富山県黒部市の名物「水だんご」を作ってみることに。本来「水だんご」は蒸し器で蒸して、餅つき機でつくそうですが、ばくばクックさんは、電子レンジで簡単&お手軽に作るそうです。

では、作ってみましょう。

もちもちレンチン「水だんご」を作ってみた!




【材料】4人分くらい
上新粉…180g
片栗粉…20g
熱湯…200mlほど

◆餅とり粉
上新粉…10g
片栗粉…50g

今回は分量を半分にして作ります。

上新粉はうるち米を粉にしたもの。コシが強く、歯切れの良い生地に仕上がるのが特徴で、柏餅やういろうなどに使われるそうです。ちなみに、白玉粉はもち米を粉にしたもの。

【作り方】
1. 耐熱容器に上新粉と片栗粉を入れて、混ぜ合わせます。



2. 1
に熱湯を少しずつ加えて、混ぜます。



うるち米を原料とする上新粉は、“水”で捏ねると硬くなり、ぼそぼそしてしまうため、もっちり感を出すために“熱湯”で捏ねるのがポイント。ちなみにお水は水道水でなくスーパーで購入したミネラルウォーター「清流の国ぎふ 長良川の天然水」を沸かして使用。「水だんご」だけに、やっぱりお水は大切な食材ですからね。

捏ねる際は、熱いのでヘラなどで混ぜると良いそうです。

生地がまとまり、耳たぶくらいのやわらかさになったらOK。熱湯の量は生地の様子を見ながら調整しましょう。

ヘラだけではまとまらなかったので、途中から手でまとめました。熱いのでご注意を。



3. 生地がまとまったら、ラップをして電子レンジ600Wで2分加熱します。500Wなら2分24秒加熱。

今回は分量を半分にしたので、加熱時間も半分にしました。

レンチンしたら、麺棒などで1~2分ほど捏ねます。



生地は、麺棒にくっつくし、レンチンすると弾力が出るので、ちょっと捏ねにくい(笑)。力もそれなりに必要。麺棒に水をつけると多少は捏ねやすくなります。

4. 3の生地をひとつにまとめ、再度、ラップをして電子レンジ600Wで1分加熱します。500Wなら1分12秒加熱。

分量を半分にしたので、先ほどと同様、加熱時間も半分にしました。

レンチン後、1分ほど麺棒で捏ね、ひとつにまとめたら生地の出来上がり。



こんな感じでいいのかしら?



触ってみると、ふっくらして耳たぶくらいのやわらかさ。

5. お皿やバットなどに、餅とり粉用の上新粉と片栗粉を入れて混ぜます。

6. 4を直径2.5cmくらいになるように伸ばし棒状にします。

生地全部を一度に伸ばそうとすると大変なので、とりあえず、半分を棒状にしました。



2cm幅くらいに包丁やスケッパーなどで切ります。





7. 65の餅とり粉に入れて、まぶします。

適当に切ったので、大きさバラバラ(笑)。



8. 食べる分だけ7を水ですすぎ、器に盛り付けます。



結局、まぶした粉は洗い流すのね…(笑)。理由は特に言っていませんでしたが、お団子の乾燥と硬くなるのを防ぐためかなと推測。



これで、水だんごの出来上がり。





本場、富山では、緑色の“青きな粉”をかけて食べるそうですが、手に入らないので、きな粉で代用。きな粉10g、砂糖16g、塩2つまみほど(各分量外)を混ぜたものを適量かけました。



調理時間は10分。難しい工程は特にありませんでしたが、生地の捏ね具合の正解がわからないので、これでいいのかしら?と半信半疑な状態で作業を進める不安は伴います(笑)。

さて、食べてみよう!



おっ、フォークはお団子にスッと刺さるので、やわらかそうではある…。

いただきます!

おっ、もっちもちでやわらかーーーい。お米のやさしい甘味を感じる素朴なおいしさ。



上新粉のお団子は硬くなるイメージでしたが、これはめちゃめちゃやわらかくてもっちもち。お餅と団子の中間のような弾力とやわらかさ。歯にめちゃめちゃくっつくけど(笑)。

“歯切れの良さ”が特徴とのことですが、わたしが作ったのはちょっとやわらかすぎるような気もします。上新粉は、よく“つく”ことで歯ごたえと弾力が生まれるそうなので、麺棒で“つく”のがちょっと足りなかったかなと思います。でも、おいしい♪

残ったお団子を翌日、食べましたが、粉をまぶしてあるものの、外側がカチカチになっていました。中はやわらかいけど。なので、出来立てを食べる方がいいかなと思います。

ちなみに、動画では、冷凍保存を試していて、ジッパー付き保存袋に粉をまぶしたままの団子を入れて冷凍し、食べる際は、お湯で茹でて食べていました。モチモチ感は出来立ての7~8割とのこと。ただ、どのくらいの期間、保存可能かは不明とのことです。



YouTubeチャンネル『ばくばクック』の「水だんご」は、富山名物の「水だんご」の作り方を参考に、電子レンジで手軽に楽しめるようにしたレシピでした。秋の夜長に、きれいな月を眺めながらの水だんごもなかなか風流。作ってみてはいかがでしょう。


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