女子高生たちが風呂で修羅場!?　ツンデレ好敵手の“愛のビンタ”にジーンとくる『いわかける！』第10話

大浴場が、女子高生クライマーたちの修羅場と化した!? アニメ『いわかける！- Sport Climbing Girls –』（以下『いわかける！』）第10話で、主人公の女子高生を、他校のツンデレなライバルが泣かせ、平手打ちまでした。主人公にいつも嫌味ばかり言うライバルには、実は並々ならぬ強い思いがあり……!?

【動画】オフモードは眼鏡っ娘な女子高生（CV：石川由依）。合宿中の夜は長い髪を下ろして、主人公（CV：上坂すみれ）と……？

アニメ『いわかける！』は、石坂リューダイの人気漫画シリーズが原作。東京2020オリンピック競技大会から採用された競技「スポーツクライミング」をテーマにし、2020年10月期に放送された（2024年7月から再放送中）。花宮女子高校1年生・笠原好（CV：上坂すみれ）らクライミング部の活躍が描かれる。

ルーキーながら大会で決勝進出を果たした好は、第10話（9月14日深夜再放送）でライバル校との合同合宿に挑んだ。合宿には、聖カタルノ女子１年生・大場久怜亜（CV：Machico）の姿もあった。大場には、好と同じバレエスクールに通っていた子ども時代がある。大場は当時から負けず嫌いで、ライバル視する好に何かと突っかかる。

そんな大場は、合宿先の大浴場でも好を挑発！ スピードで悩む好に、「あと2日の合宿で、本当にタイムを縮められるのかしら？」「部員の少ない花宮は、（次の大会の）予選突破も無理ですわね。話題の新人・笠原好が、スピードではカメさんだったのですから」と裸で嘲笑った。こうした嫌味に、いつもの好なら言い返すはずだが、よほど自信を失っていたのか、彼女は「そう、だね……」と大粒の涙を流し始め、大場をギョッとさせた。

風呂から上がったあと、さらに好は、「大場さんの言った通り予選突破も怪しいし、優勝なんて、とてもじゃないけど……」と弱音を吐いた。あまりにも“らしくない”好に、大場はいつもの優雅な振る舞いを忘れて激高。好の頬を思いきり叩き、「ちょっとくらいカメさんだからってなんなの、その情けない姿は!? 私が倒したいあなたは、こんなあなたじゃありませんわ！」と詰め寄った。

好は、一連の行動が大場なりの叱咤激励だと気付いて、思わず泣きそうに……。それに気付いた大場は好から視線を外して、照れ隠しなのか、「ああもう、痛いですわ。ホールドを掴む大事な手ですのよ」と呟いた。

落ち込む好を蹴落とさず、むしろ奮い立たせる大場に、胸が熱くなった視聴者は多いだろう。なお、アニメ『いわかける！』は、毎週土曜深夜2時よりANiMAZiNG!!!枠で再放送中だ。